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ニューヨーク紀行⑩ ニューヨークよもやま話〜トイレについて〜

街を歩くニューヨーカーたちは、十中八九(それは言い過ぎ)スタバのヴェンティ片手に歩いていた。

余談だが、もう片方の手にはiPhoneが定番。
AirPodsでFaceTimeをしながら話して歩くというのは、2018年に既に定番的だったように思う。
さすが流行の最先端ニューヨークである。

トイレがねぇ…!

これが一番無知で迂闊だった点かもしれない。
万国共通っしょーと軽く考えていたコンビニが、マンハッタンでは全くといってよいほど見当たらなかったのだ。

だけれども、先述のように、ニューヨーカーたちは3人に1人くらいの頻度でスタバのカップを持って歩いているのだ。

おかしいじゃないか。
利尿作用のあるコーヒーをこの量飲んでいてトイレに困らないわけがなかろう。

到着して浮かれている我々は、まさか滞在期間ずっとトイレに細心の注意を払うとは考えもしなかったのであった。

後日、日本で調べてみたら、スタバやマクドナルド(※マクダァナル)、デパートなどでトイレを借りるのがニューヨーカーの常識だそうだ。

是非これを読んだ方にとってこの記事が役に立つことを祈っている。

ナンバーを控えよ

そんな大事な生理現象に対する準備が浅かった我々は、こまめにカフェに入ったり、こまめにホテルへ帰ったりした(キーを持っているので部屋に戻らなくてもロビーのトイレは入れた。)

防犯の観点から化粧室入り口にナンバーを入れないと入れないこと、ナンバーはレシートに書かれていたり、店員に聞いて教えてもらうことまでは知っていた。

街歩きで入ったソーホーでのカフェで、コーヒーを頼み、レシートを手にとった。

「疲れたね〜」なんて言いながら、噛み続けていたガムをやっと出せるぞ!とレシートに速攻で包んでゴミ箱にポイッとしてしまったのであった。

やっちまったのである。
旦那くんは呆れていた。

仕方なく、店員さんに渋々聞きに行った。
ガムをくちゃくちゃしながら、面倒くさそうにレシートをカラで発行してくれた。

どうやら店員も知らないのかな。

良い勉強になった。

しつこいようだが、これを読んだ方にとってこの記事が役に立つことを祈っている。

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上も下も、便座も心もとない

ナンバーと同様に、防犯上、トイレのドアがギリギリなのだ。

「見えそうで、、、っ、見えへんのかーい」

みたいな具合だ。

ホテルを除いては標準的な仕様のようだ。
いや、わかるけどね。
ちょっと逆にこの間から何か投げ込まれたらどないするんやろ?と新たな疑問も出てきた。

座ったら座ったでサイズが合ってるんだか穴に落ちそうなんだか、こう、なんとも言えないアメリカサイズなのも落ち着かなかった。

日本は水回りが素晴らしいよホントに・・・

そんなことをトイレに入るたびに思った。


つづく。


※アイキャッチは今回gyopimaiさんのものをお借りしました。
いや、まさかトイレについて書くとは思っておらず撮ってませんでして。
こちらの写真のように、ウォシュレットなど出会うことなかった旅でした。
次行くときも公共だったら怪しいし危ないし撮れなさそうだけど、ホテルくらいはちゃんと撮っておこうと思います。ありがとうございます。

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