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エッセイ「愛おしき日常」

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まわりを見渡せばすぐそこに潜んでいる、隙があって、シュールで、愛おしい、そんな瞬間を切り取ったイラストエッセイです。
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固定された記事

うっちー、エッセイのマガジン作るってよ。(きっかけの話)

note第1回を書いて以降、ここに何を伝えるべきか。 頭でっかちにうにゃうにゃと考えていた。 …

ジュヌゥ・フィジィさん

お仕事で事務をされる方は、細やかな点まで気が回る人が多いように思う。 以前私が勤めていた…

一進一退の攻防戦/愛おしき日常(第12回)

カフェのように周辺が適度にザワザワとしている方が集中できるという人も多いのではないだろう…

一期一会の半ケツ/愛おしき日常(第11回)

以前、引っ越しをした時の話を書こう。 再就職のため地元長野から学生時代を過ごした京都へ出…

目的放棄の先にあったもの/愛おしき日常(第10回)

集中するときの方法、あなたはどんなことをしているだろうか? 私は特にデザイン仕事の時、音…

言葉の正解は遠い彼方/愛おしき日常(第9回)

おそらくは、日本人の多くが自然と身につけているであろう”察する”。 ある時、帰った実家に…

睡眠時間の使い道/愛おしき日常(第8回)

一度ハマると、区切りがつくまでやりきりたい性格だ。 これがシーズン続きの海外ドラマで起きると厄介なことになる。 2005年に登場した「プリズン・ブレイク」。 以前はこいつにもやられてしまった。 主人公は、天才的頭脳の持ち主。ある時、冤罪をかけられ刑務所行きとなり、どうにかこうにかして脱獄を企てるストーリーである。 これがまたシーズン5まであるもんだから、長い闘いとなること必死。 そもそも成長の見られない英会話力の訓練にと、軽い気持ちで始めたこのドラマ。 もはや「最終回

三日坊主に打ち勝つ実験/愛おしき日常(第7回)

10月に十数年ぶりのキャンプを予定していた。 キャンプといえば、テントに寝袋。 寝袋など、中…

不屈の精神と絶対的平和/愛おしき日常第6回(for #キナリ杯)

実家はゴールデンレトリバーを飼っている。 今は亡き初代は「ロッキー」という名のオス犬だっ…

(第5回)スマホ普及の説得力

スマートフォンの所有がなくてはならないほどに定着した今、皆さんのまわりでも、きっとこれを…

(第4回)瞑想と妄想のはざま

何事も続かない私だが、時折チャレンジブームがやってくる。 今は、寝る前の瞑想である。 瞑想…

(第3回)心地よい風とともに過ぎ去るもの

春の訪れに心踊ったり、夏のお祭りで踊ったり、暖かさは人を陽気にさせるものがある。 私の身…

(第2回)独自性のある子育て

以前住んでいた賃貸は8年と長きに渡ってお世話になっていた。 8年も住めば、近隣の状況も人生…

(第1回)Googlemapに撮られた女

友人の話。 会社員時代の後輩で今も仲が良い友人がいる。 ある日彼女から、インターネットでお馴染みのGooglemapに登場してしまったと報告を受けた。 撮影現場を目にされたことはあるだろうか? 360°カメラをつけたアレである。 その日の朝、彼女は出勤のため最寄り駅まで自転車で向かっていたようだ。 途中、「はっ…!自分を見ている奴がいる!」と背中で気配を感じ取り、恐る恐る振り返ると、そこにはジワジワと確実に迫り寄ってくるカメラが。 「あまりに突然の登場にびっくりしました