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忘れてしまった豊かさをふと思い出させてくれるような、軽やかなスイッチになり得るもの。

針葉樹を中心に蒸留・加工したシロップ。
まさに森の味がした。
丁寧に蒸留したであろう、と思えるのは、
それまでに生きてきた樹の年月を感じさせるからだろうか。

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10年前、ボルネオの森を歩いていたとき、口々に先住の民が「この葉っぱは腹痛に効いて煎じて飲むのだ」「この茎は燻して精霊を呼ぶ祭りに使うのだ」と、そこかしこにある植物をとっては見せてくれた。

冷蔵庫や家ではなく、
森に広がる彼らの資源。
なんと豊かだろうと思った。

それと同じことは、もちろん日本でも継がれてきたはずだが、こうして再度拾い集めて、商品という価値まで高めているのが、このフォレストシロップ。

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このフォレストシロップは、「日本草木研究所」@nihonkusaki_lab が作っているもので、日本人が持っていた里山を生かす智慧を束ねていくつかの商品を生み出している。と勝手に解釈をしているのだが、最近とても気になっている。
「日本草木研究所」
愛を込めて「日本草研」と呼びたい。
クサケンじゃなくてニホンソウケン🌱ダメか笑

https://nihonkusakilab.com/

忘れてしまった豊かさをふと思い出させてくれるような、軽やかなスイッチになり得るもの。
フォレストシロップはそんな味だ。
私もそんなスイッチをたくさん押せる人でありたいと思う。

#伝統 #資源 #智慧 #森
#木食人 #里山 #satoyama #forestsyrop

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