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遠ざかっていくフラペチーノ

久しぶりにスタバ店内にてフラペチーノを飲んだ。

いや何年ぶりのフラペなわけ?ってくらい遠ざかっていた飲み物。

学生の頃はスタバで普通のコーヒー頼むとか逆に恥ずかしかったし、取り敢えずフラペ頼んどけばお腹も心も満たされた。

あれから時が経ち、コーヒーのおいしさの基準は老いとともに変化した。

今回のシーズンの新作には久しぶりに心躍ってしまった。

連休だからきっと混んでるだろうと予想はしていたけど、気分転換にでも読書も捗るかなと思いたちカフェに行こうと

たまには気分を変えてみようとスタバへ。

結果、捗らない。

そして飲みきらない。

胃がもたれてきて、もうこれ以上フラペチーノをのんだらお腹が反乱を起こしそうでギブアップ。

フラペチーノを飲みきらないというのは敗北である。

あゝ、だいぶ若者という括りから遠ざかってしまっている自分にがっかりする。

いつもの高倉町でミルクティー飲んどけばよかった。

スタバのお目当ての新作が売切れていたばっかりに、血迷った挙げ句頼んだフラペ。

“フルーツギュウニュウ”というファンシーな響きとポップな色合いにやられて頼んでしまったフラペ。

を拒む私のお腹。

頑張れ、私のお腹。

と、念じてみたものの、

あと5歳若ければ数十秒で飲み干せるくらいの量を残して退場。

そこから家までの帰り道の車中にてちまちま飲みきった。

こうして私の人生からまたフラペチーノが遠ざかっていく。





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