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兄がおしえてくれたこと④

とにかくあまりにも
急に亡くなったものだから、

普段の交遊もわからないし
会社以外どこにも連絡できずに
葬儀を済ませました。

唯一、携帯の履歴に
何度も同じ番号が残っていたので

その方にだけ
ショートメールを打っておきました。

ですが何の連絡もなかったので

不器用な兄のことだから
そんなに友人も
いなかったのかもしれない
と思っていました。


すると、
七回忌が終わったころから
ぽつりぽつりと
連絡がきだしたのです。

兄は亡くなるときは、
大阪に住んでいたのですが

友人、知人と名乗る方が
いろんなところから、
わざわざ倉敷の児島まで
弔問に来てくださりだしました。

来られない方は
それはもう思いの丈を綴った
長い手紙を下さる方もいました。

あまりにも急なことで
どうしても受け入れられず
連絡が遅くなってしまった
とその方は言われていました。

兄には、ちゃんと
心から慕ってくれる
親友や友人たちがいたのです。。。

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