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私の起業ストーリー ~メイク講師になるまで⑩~

現在「私の起業ストーリー」を
連載中です。
今日は、その第10話です。

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会社の所属部署の閉鎖に伴って
横浜のマンションを引き払い、
一度は離れた実家へ再び戻り、

メイクインストラクター養成講座の受講先も
東京校から大阪校へ変更しました。


受講先を変えずに
そのまま受け続けることもできたけど、

東京・大阪の合同で行われた開講式で見た
大阪校の先生方のカッコいい立ち姿が忘れられず、

あの凛とした佇まいと美意識を身に付けた
先生方から教えを乞いたくて変更したのでした。


そして迎えた初日。
大阪・堺筋本町のセミナールームで
真っ先に挨拶して下さったのは、
開講式で眩しいオーラを放っていた
福井美余先生。

今ではカリスマ講師になられ
メイク業界で知らない人はいない、
当時、スクールの専属講師だった福井先生に、

転校して独りポツンといるところ声をかけられて
すごく感激したのを今もよく覚えています。


その大阪校の初回でメイクのペアを組んだ
女性も、よく覚えている1人。

周囲に気を遣って明るく振舞いながら、
同期の生徒の中で
ずば抜けてメイクが上手だった彼女。

その後、メイクスクール発行の季刊誌に
優秀生徒として受講感想文が掲載されて
やはり!と納得したものです。

それから10年後、SNSで彼女を見掛け
メイクの仕事に携わっているのを知った時、
同じように頑張っていた同期が1人いて
もう心から嬉しかった。


メイクをはじめ
美容のお仕事って、
華やかに見える世界。

この華やかさに誰もが魅了され、
私が通ったメイクスクールの養成講座も
東京校・大阪校を併せて
同期が120人いました。

しかし、10年以上経った今もメイクを仕事にし、
続けているのは片手の人数ほど。
これが美容業の現実です。


9ヶ月に渡る怒涛の
メイクインストラクター養成講座を修了し、

美容業の厳しく悲しい世界を
おぼつかない足取りで歩き始めたのでした。

つづく

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