見出し画像

日本好きはオタクばかりか?

日本好きはオタクばかりか?
これはですね。イエスともノーとも言えます。

ちょっと前までは確かにそれなりにオタクっぽい人が多かったように思います。女の子のフィギュアを飾っていたり、アニメが大好きです。と言って、私に色々な日本のアニメを紹介してくれるんだけど、ノンストップですごい勢いで紹介してくれたり。そのアニメや日本のゲームに対して熱く語る生徒さんというのは多かったですね。でも最近はですね。オタクばかりとも言えなくなってきました。正直なところ、本当に普通の特にアニメにのめり込んでいるわけでもない人たちが日本を好きになっているという印象を受けます。これはおそらく日本のインバウンドが功を奏したと言えると思います。

今日本のアニメが好きだ。日本のゲームが大好きだと言っても、あ、この人じゃあオタクだなと印象づける人はそんなにいないと思います。それだけ多くのアメリカ人やイギリス人やその他ヨーロッパの方々たちが子供の頃から日本のアニメなどのコンテンツに親しんで育ってきているということなのです。当たり前のように日本のアニメが身近にあったなら、それは特に日本から輸入されたものだと意識せずに育ってきたことでしょう。だから大きくなってから、あ、これは日本という国からやってきたアニメなんだなと気がつくんです。日本語を学習する皆さんはおそらくそういうことがきっかけで、じゃあ日本ってどういう国なのかな?日本語を習って日本に行ってみたいなという風な過程をたどっているように思います。これは世界が日本に対するイメージそのものが変わりつつあるということだと思うんですね。ちょっと前までは日本はかなりクレイジーな国と思われていたように感じています。詳細は割愛しますが、インターネットによる影響は大きかった!

ですが、日本を旅行した皆さんによれば日本は古しきゆかしき古い文化を重んじる国でもあり、またハイテクノロジーの国でもある。そして、色々なコンテンツを自由に楽しめる国でもあるということなんですね。おそらく行く先々によって楽しみ方というのは違うと思います。日本の田舎に行けば新鮮な食べ物や美しい自然、温泉などを楽しむことができますし、東京や大阪などの都会に行けば様々な国のレストランに行くこともできるし、ナイトシーンも朝まで楽しむことが可能です。簡単に泊まれるカプセルホテルなどというのも都会にはわんさかあります。こういった経験って日本だからこそ、独自の楽しみ方があるとおっしゃるんですね。皆さんはそういう日本という国に対してオタクが行く国という固定観念はもう持っていないように思います。

確かに秋葉原に行くと日本人のみならず、海外のオタクを自称する方々も多くいらっしゃいますが、それはそれでユニークな発展の仕方を遂げたものだと思います。決して悪い意味ではなく、いい意味でオタクが市民権を得て堂々と歩けるようになった場所というのが秋葉原ではないでしょうか?それは外国人の方も認知していて、たとえアニメに詳しくなくてもゲームに詳しくなくても東京に行ったなら、一度は秋葉原に行ってみたいという人が多いのも頷ける話です。それだけ多くの人を歓迎してくれるところ。それが秋葉原のいいところなのではないでしょうか。というわけで日本好きというのは今やもうオタクの方たちの話だけではありません。いたって普通の方が日本のアニメを見て感動しています。スタジオジブリのアニメだけではありません。私たちがちょっと調べないとわからないようなアニメもよく知っています。私はそのアニメが好きだからそのアニメの柄の T シャツを着ています。と堂々と言えるのが西欧諸国の方たち、それを見て、私は素直におーかっこいいなと思います。なぜならその方たちは好きだから、そのアニメの柄の T シャツを堂々と着ているんですね。存在で私はこれが好きということをアピールしているわけです。そこはちょっと日本人と違うんじゃないかなと思う面です。誰もその方の T シャツの柄を見て笑ったりしていないでしょうし、その方も嬉しくって着ているのがひしひしと伝わります。私はそれを見て、さらに日本のアニメがもたらした多くのいい面を知り、とても嬉しい気持ちになるのです。ゲームもしかり、これからもどんどん日本を好きになる諸外国の若者は多くなっていくことだろうと思います。さらに日本語を学びたいという人たちも増えて、日本人はこのように日本という国が海外の方に受け止められているんだということをしっかりと覚えていて欲しいなと思いますね!

そしていつも思うこと繰り返しになるんですけども。欧米諸国の方たちというのは素直な方が多いです。

日本以上にヒエラルキーというものがはっきりとしている欧米諸国ですけども、そこはきちんと棲み分けがなされていて、同じものを好きなもの同士が楽しく生きていける世界っていうものが確立されているように感じるんですね。

私たち日本人でもアニメが好きな人、ゲームが好きな人、映画が好きな人、スポーツが好きな人うまく棲み分けできているようにも思いますけども、それ以上にアニメが好きな人たちがスポーツが好きな人と同様に堂々と振る舞っていけるのが諸外国の方たちが住んでいる世界なのではないかなと思います。アニメが好きだから、表舞台には出ずに、ひっそりと自分たちだけで楽しむのではなくって日本に負けないくらいの大きなコミケなどのイベントもありますし、本当に堂々としている。それは私たちが偏見でスポーツをしている人は陽キャだからはっちゃけても良し。そうじゃなければおとなしくしている方が無難だという考え方とはちょっと違うように思います。

オタク好きの皆さんがアニソンをアマチュアライブで思いっきり歌える。ま、そういうね環境が外国には多くあるんだなと思うんですね。大小様々なコミュニティで、日本より気軽に表現できるという意味ですね、はい。

というわけでこれからもどんどん発信していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?