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春休み中に教員がしていること5選

こんにちは!めぐみです。

ついこの間新しい年が明けたと思ったら、もう2月も半ばですね。
12ヶ月分の1ヶ月半が過ぎたと思うと、時が経つのは本当に早いです。

3月後半からは、小学生は春休みに入ります。
でも教員の春休みはやることが多く、有給休暇はほぼ取れません。

子供も来ていないのに、教員は一体何をしているの?と思う方もいるでしょう。
そこで今回は、春休み中に教員がしていることについて書いてみます。

①要録の作成

年度末の大仕事といえば、これ。
要録とは、法律でも作成が義務付けられている公的な文書のことで、子供たちの出席状況や学習状況などが書かれています。

子供たちが新しい学校に転校する時や進学する時は、前の学校から次の学校へ引き継がれ、子供たちへの指導に役立てられます。
公的な文書なので、書くのも時間をかけて丁寧に行い、要録担当が入念にチェックします。

一人一人書く内容が違うので、クラスの人数が多ければ多いほど、書く時間は増えることになります。

②次年度の資料の作成

4月になり子供達が登校してくると、入学式やら授業やらで忙しくなります。
なので、春休み中に次年度のことをある程度準備しておかなければなりません。

4月に入って入学式が行われるまでの平日には職員会議が行われ、新しい年度の行事やら重要事項やらが話し合われます。
なので、次年度の職員会議で使う資料の作成を春休み中にやります。

例えば、次年度の4月〜6月くらいまでの行事に関する実施計画を作成します。
他にも、委員会の計画や縦割り班の計画など様々な資料を作成します。

③引き継ぎ

自分が担当していた仕事の内容を新しい担当者に引き継いだり、担任していた学級の子供たちの情報を新しい担任に伝えたりするのも大事な仕事です。

公立学校は毎年教員の異動が多いですし、担当する仕事も結構変わることがあるので、引き継ぎもたくさんあります。
漏れがあると後の人が困るので、漏れなく伝えられるよう、私は仕事内容の一覧表を作って引き継ぎます。

④教室掃除

担任をしていると、次年度は担任する学年が変わったりして、新しい教室に移動になることが多いです。
その場合、今まで使っていた教室の掃除をし、自分の荷物は全て空っぽにしなければなりません。

これが結構めんどくさいです。
めんどくさいけど、やらずに先延ばしにしていると、次にその教室を使う予定の教員の荷物を入れることができず迷惑をかけてしまうので、お互いにタイミングを見つつ掃除します。

⑤新しく担任する学級の用意

教員が、新しく担任する学級はどこなのかを知ることができるのは、大体は春休みに入る前や春休み中です。
発表の後から教員は、新しい学級をどんな学級にしようか考えたり、授業の準備をしたりします。

給食当番はどうしようか。
係活動は?子供たちの人間関係は?
などなど、考えることはたくさんあります。
ここでしっかり準備しておくと、4月以降が楽になります。

とまぁ、大体こんな感じでしょうか。
春休みは、一年間のクラス担任を無事に終えてホッと一息つける時間でもあるのですが、実際は結構バタバタしています。

私はいつも春休みが一番ソワソワして落ち着かないです。
子供が来てなくても、教員はいつもバタバタしてますね😅

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