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子供を他人軸にしてしまう親のタイプ4選

「三つ子の魂百まで」という言葉があるとおり、幼少期の経験や環境はその後の人生に大きな影響を及ぼします。
特に親は生まれた時からずっとそばにいる人なので、その影響は計り知れません。

今回は、子供を他人軸にしてしまう親の特徴について書いてみたいと思います。

否定タイプの親

・子供が「やりたい。」と言ったことをすぐに否定する。

・「時間がない。」「疲れてる。」「汚れる。」「危ない。」などと言って、子供のやりたいことをやらせてあげない。

・子供が「ママもやろう。」と言ってもやらない。または、やっても楽しくなさそう。

・子供の遊びや唐突な発言、突拍子もない発想を「下らない。」「つまらない。」「よく分からない。」と思う。

管理タイプな親

・親の決めたことに有無を言わせず従わせる。

・「ダメなものはダメ!言うこと聞きなさい!」など、理由を説明しないで言うことを聞かせる。

・「テレビの時間は何分」「何曜日は何をする」など、親が子供のやることを、子供との相談なしに決めている。

・「そんな子ならいらない。」「こんな子を産んだ覚えはない。」「そんなことするなら大嫌い。」など、子供が傷つく言葉を言って子供をコントロールしようとする。

比較タイプの親

・他の子供と自分の子供を比べて、「◯◯ちゃんはもう〜できるんだって。」などと比べる発言をする。

・「昔はもっと良い子だったのに。」などと、過去の子供の姿と今を比べる。

過程軽視タイプの親

・子供が何かをやった結果でご褒美をかえる。(90点なら50円をあげる。100円なら100円をあげる、など)

・結果が良くないとほめない。頑張った過程はほめない。

・子供が何かを一つできるようになったら、すぐに次の目標を親が設定して、子供をどんどん伸ばそうとする。

子供はどう育つか

どうでしたか?
まとめると、親子のコミュニケーションや子供の生活の主導権を親が完全に握っているというのが特徴です。

こういう親のもとでは、子供が自己決定する余地がなく、常に親の顔色をうかがって生活することになります。

親の言うことに従えば怒られない、否定されない、嫌な思いをしないで済みます。
反対に、親の言うことに従わないと怒られる、否定される、嫌な思いをします。

そうすると次第に、自分のやりたいことを抑えて、親の言うことばかりを聞こう聞こうとするようになっていきます。
自分で何かを決定し、その決定をもとに行動する経験がどんどん不足してしまうので、自分で何も決められなくなっていきます。

恐ろしいですよね。
日頃の親の関わりがいかに大事が、肝に銘じて子育てしたいなと思います。

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