ほめられるのが下手な人へ
わかります。わたしもずーっとそうだったから。場合によっては今もそうかも。
だから大いにわかります。その「ほめられると、なんて言っていいかわからない」お気持ち。よく言えば「謙虚」ということになるのかなあ?
「どういうつもりで言ってるんだろう..?なにが目的...?」と、相手の言葉をやたら深読みしちゃうパターンとか。「自分はそんな、ほめられるような存在じゃないのに...!」みたいな気持ちとかね。
でもそういうの、逆の立場になってみると、すっごいむなしくなるんです。こちらが好意を伝えたり、「ありがとう!すごく助かった!」って伝えているのに
「いえいえ~」
「そうですかねえ...?」
「そんなことないですよー」
「たいしたことはしてないです」
「どうせわたしなんて大したことないですから」
といった、妙に否定的なリアクションが返ってきたときの、なんともいえない虚しさといったら。この「こちらの気持ちが届いてない」感。
ん???なんだなんだ...?(大したことない...?だと...?)
なんだこの張り合いのなさ。のれんに腕押し、ってこういうことをいうのか?みたいな、この感じ。
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好意を伝えたり感謝を伝えたりするのって、もう、推しに愛を伝える、みたいなもんじゃないですか。ほぼ同義じゃないですか(ちがいますか)
なんだろう、この「わたしの、推しへの愛を否定された」みたいなこの感じは。「えー、あなたの推し、そんな大したことなくない?」って言われたみたいな!この気持ちは!!(大げさ)
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じゃあなんて言っておけばいいのか?の実例いくつか挙げておきます。
「えー、照れますー」
ほめられるのが下手、って、ようするに照れ屋ってことですよね?だから、その気持ちを素直に言っておけばいいんです。とりあえずは。
「他のひとのおかげですよ」方式
「いやー、○○さんのおかげですよ」「○○さんがサポートしてくれたおかげですよ」「○○さんがいい仕事を回してくれたおかげですよ」みたいな感じですね。周りを立てる方式。
「そんなこと言ってくれるの○○さんだけですよ」
「○○さんのおかげ」方式が周りを立てる方式なら、これは、好意や感謝を伝えてくれた相手を立てる方式ですね。まあ無難です。ここらへんを言っておけば相手も自分も、悪い気はしないのでは。
「ありがとうございます!うれしい~」
でも、なによりもなによりもまずは、第一声はこれじゃないですかね。まずは相手の気持ちを、いったん素直にうけとること。
自分が何をどう思っているか、ということと、相手が自分のことをどう思っているかっていうのは、全く別のはなしなので。いいんです。受け取っておけば。
で、言いたいことがあるなら、第2声以降でつたえる。「でもまだまだ至らないところもあったし」「反省点もいろいろあるし」といった心の声が湧き上がってくるのなら、それは第2声以降で。
自分の気持ちはいったん置いておいて、とりあえず、第一声では相手の言葉を素直に受け取って喜びと感謝を伝えること。結局そういうところじゃないかなあ。わたしも照れちゃって挙動不審になること多いので、自戒を込めて書いてみました。
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