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環境を整えるとお互いが楽になる

うつが悪化して寝たきり
家事はヘルパーさん任せで最低限
~半年経過~
慢性膵炎で緊急入院
何やってんだと目が覚めてふとACTを思い出す


入院中、子どもたちは自分たちがしたいこともできず…という環境
また、ちょうど学校へ行き始めたところで出鼻をくじいた
これは人間同士として誠意ある形で申し訳ない気持ちを伝えよう


というのがざっくりした流れで、真っ先に思い出したのが買ってずっと放置していたゲーミングPCのデスク。段ボールで届いたままの姿で一年以上…これからやろう!と思い立った。私が退院したら即日帰宅できるという場所に子どもたちがいなかったため、他にもできる時間があるなと思った。環境を整えることで私がイライラすることも減り子どもたちも自然といい習慣が身につくことを思い出した。


そんな訳で、我が家は絶賛模様替えの真っ最中だ。


虐待DV旦那から逃げるために引っ越して三年が経ち、引っ越した当初はお金なんてなかったので最低限の家具や収納で生活をしてきた。もっとこうだったら…とちょうど三年ほど経つと家と生活スタイルにあった本当に必要なものが見えてきて、タイミングもいい。持ち家のときにやっぱりこうした方がよかったかなぁと実際住んで年数が経つと思った。家は三回云々いうやつだ。その持ち家は旦那の死後、相続して売ったのでお金の余裕も増えた。余裕の出方は心苦しいものだが原資もあるし、今の家の模様替えという名の環境整備に励むことにした。


寝たきり状態でぐちゃぐちゃになったからというよりはこちらの方が本命の理由で片付けに励んでいる。


引っ越した当初はその名の通り「子ども部屋」だったので子どもたちのPC含め、子どもたちのものを置いていた。が、長男は特にPCをしていたら他に興味など滅多にいかず目に入らない。たまに目に入って思い出して遊び、PCが目に入ってそのままという特性上仕方ない(私の部屋が汚部屋になったのと同じ)ことが起きていた。出しっぱなしのものを見ると原理はわかるけれども、私の気分は最悪だ。


自分のことを棚に上げて注意するのは私は好きではない。「大人だからいいんだよ」ととある人が言っていたが、私には納得いかない理由だ。なので直接そのことを怒ることはないが、心の中だけでは隠し切れない感情の変化はあると思う。ロボットじゃないのでそれくらいある。


そこで、環境整備としてもうPCの部屋にしてしまえばいいだけの話だなと思った。PC周りで使うケーブル類の予備や無線のキーボードの電池も、いちいち「ママ~どこ~?」と場所を聞かれながら私の作業を中断されるよりも彼らの近くに、彼らがわかるようにしてしまえばいい。「ちょっと待って」と待たされることから彼らも解放されて、お互いのストレスが減る。PC関係以外のものを取っ払えば、収納場所に困ることもない。


案外、我が家で起きている双方のイライラは環境整備で減るものだなというのが私の実体験に基づく感想だ。


けれども旦那と住んでいた頃を思い出すと、環境整備をしたくても便利さにお金を払う余裕がなかった。貧乏暇なしとはよく言ったもので、私自身といいっても過言ではない当時の私にとって貴重な自由時間を削って便利グッズを作っていた。お手製便利グッズは使うときも私を削る必要がある中途半端な仕上がりが多く、面倒になりすぐやめた。子どもたちに紹介だけしてしまったがゆえに、またやりたい !とせがまれ全くの逆効果。ないものねだりをしてはため息ばかりついていた。


当時の私に優しい言葉をかけてくれる人もいたが、育児という当たり前のことをしているだけだし、結果失敗しているしと、優しい言葉を素直に受け取れたことはなかった。心配してくれる人や、他の家庭より目をかけてくれる人に、申し訳ない気持ちで過ごしていた。


今は、むしろあの環境でひとりよく頑張ってたな私、と自分でも思う。何も申し訳ないことなどなく、孤独な私と出会ってくれて感謝しかない、と思う。



今は知っている情報が限られているので大きなことはできないし、まだ具体的なことは何も書いていないに等しいが、今後は実際我が家でしている具体的なことを事例として書き残していく予定だ。ただ、目新しいアイディアかといえば違う。次男がゲームをするときに言っていたのがまさしくなので言葉を借りると「まずはうまい人の真似をするのが一番」というやつだ。情報と知識は色んな場面で強みになる。極めた人や上手な人から吸収して、オリジナルはそのあとで試行錯誤するのがなんだかんだいいのではなかろうかと思っている。試行錯誤の様子もそのまま残していくつもりだ。



また多弁が活躍している(?)ので今日はこの辺で。さささ、模様替えの続きが私を待ってる。

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