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フランスでお仕事色々

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#オペラ座

ジゼル第二幕

ジゼル第二幕

ジゼル開幕しまして、幕後トラブルの衣装以外は既に、全て楽屋です。

そんな中、第4キャストのフィッティングがなかなか行われず(ドンキホーテ閉幕後、ダンサーさん達は休息日に入ってた)、私はただ1人、ジゼル担当に残ってました💦

先週、ようやくフィッティングも終わり、最後の衣装も仕上がりました。

ジゼル第二幕は、ジゼルの死後、お墓の前で起こるお話。
 
ウィリスと呼ばれる、ようは幽霊?たちがジゼル

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6月までの製作予定

6月までの製作予定

約50人分の採寸予定だった日、結局15人くらいcovidでお休みでした。

毎年6月恒例の2公演、オペラバスチーユアンフィテアトルの50人弱の舞台とMaison des arts de Creteilの200人越えの舞台。

何と、重なりました😱😱😱

そしてその2公演の為に、私が開けられる時間はひと月弱。
って…ワラウシカナイ

「他の日は、外部アトリエ勤務だからムリ」と言いましたらね、「

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15/ Dix mois d’école et d’opéraについて

15/ Dix mois d’école et d’opéraについて

フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。

舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。

思い出しつつゆっくりと綴っています。

2021-2022シーズン。

3回のロックダウンで、舞台が予定されてはキャンセルが続いた1年半が過ぎ、シーズン始まって以降あちこちからお声がけいただき、ノンストップで製作中。

そんな中、2022年6月のオペラバスチーユ、アンフィテ

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ガルニエの次はバスチーユ

ガルニエの次はバスチーユ

今期のシーズンスタートからはや2ヶ月強。

既に2つの舞台は無事に終わり、月曜日からは毎年恒例、オペラ座アカデミーの為の衣装打ち合わせが始まります。

舞台は毎年6月、オペラバスチーユのアンフィテアトルでありますが、その間多分採寸の為に一度だけ顔合わせしたら、舞台1週間前の劇場入りまでフィッティングする事なく進めて行きます。

私の担当するのは、Dix mois d’ecole et d’oper

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コロナ禍:新上演スタイルチャレンジ

コロナ禍:新上演スタイルチャレンジ

本日より劇場入りしまして、早速色々と調整が出てきております。

まず、出演者に子供が多く、教育機関や親からの要請で、舞台はマスク着用。って!!歌うんですけど、彼ら。

ワカッテイタラサイショカラソノタメノデザインニシタノニ…

メイクさん楽屋、蜂の巣を突いたよりすごい騒ぎでした😱

そして、早替え時にも各自2メートルの距離を取る事。って!
出演者数、総勢50名。
楽屋で衣装さんは徒競走って訳ね�

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