15/ Dix mois d’école et d’opéraについて
フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。
舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。
思い出しつつゆっくりと綴っています。
2021-2022シーズン。
3回のロックダウンで、舞台が予定されてはキャンセルが続いた1年半が過ぎ、シーズン始まって以降あちこちからお声がけいただき、ノンストップで製作中。
そんな中、2022年6月のオペラバスチーユ、アンフィテアトルの舞台準備の打ち合わせも始まりました。
ちょっと説明
オペラ座にはアカデミーと言って、プロ養成システムのようなものがあります。
例えば衣装家希望でアカデミーに入ったら、ガルニエかバスチーユのアトリエで、製作をお手伝いしつつ技術を身につけて行きます。
私が毎年担当している舞台は、オペラ座のミュージシャンや雇われた演出家にバイオリンやダンスの教えを受けた、子供達総勢50人程の舞台。
今年6月の舞台と同じ子達です。
ここ10年程の、DMEO(dix mois d'ecole et d'opera,学校とオペラの10ヶ月)のDVD。
それ以前は配られていないんですよね…残念。
今年はアカデミー出身の若い演出家さんで、一度会った限りでは良い印象。
台本渡されて案を練る、って感じではなく、イメージを言われてこちらが提案して行く感じで、今のところ提案に対して、衣装がそんな感じなら、演出はこうしよう!とかって柔軟な発想をして来る。
やりやすいかも。
同じアカデミー出身の仲良し、ガルニエの若き帽子作家と同期らしいので、同期会やる時呼んでもらって親交を深めようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?