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福島班立ち上げのきっかけ

こんにちは!めぐるめ福島班のゆりょんです✨

最近はジメジメしてきて、雨が降ることも多くなってきましたね…雨はそんなに好きじゃないけど、雨の匂いは結構好きです、誰か共感してください☂️

そんなことは置いておき、今回は早速、めぐるめの福島班について詳しく書いていこうと思います👏

<福島に着目したきっかけ>

■福島原子力発電所の事故から丁度10年…



(YAHOO!JAPAN)



みなさんは2011年3月11日、どこで何をしていましたか?

10年前、私は福島県郡山市の小学校にいました。
幸い内陸部だったため、津波の影響はなかったものの、小さい妹がいたこともあり、原子力発電所の事故によって避難を余儀なくされました。

私はとても恵まれていて、約一年の避難のみで地元に帰ることができました。

しかし、父をはじめとする福島県の大人たちがずっと不安な顔をしていたことを小さいながらに感じ取り、その表情は今でも脳裏に焼き付いています。

だからこそ、私は地元へ如何に貢献できるか、それだけでなく災害の多い日本でどのように貢献できるかを考えてきました。(高校はNYに渡ったのですが、そのきっかけも実は震災だったりして…それについてはまた後日投稿します笑)

そんな時に慶應義塾大学の牛島利明研究会、めぐるめプロジェクトに出会い、福島の美味しい食べ物をもっと知ってほしい、素敵な農家さんと活動したい、

「福島=原発事故」ではなく「福島=美味しい食べ物が沢山ある」に変えたい

という気持ちが強くなりました。

そして今回、めぐるめのメンバーのおかげでそれが実現したんです😭
みんなありがとう…


■福島班

私をはじめとするめぐるめ福島班のメンバーは、

「原発事故から10年経った今、福島県の風評被害はどうなっているのか」

という疑問から農家さんへのインタビューを始めました。

沢山の農家さんたちが快くインタビューに応じてくださり、風評被害についてや福島の農業の現状、それぞれの強い想いを教えてくださりました。

これに関しては、それぞれの農家さんたちに関するインタビューまとめも今後投稿していく予定です😌

■インタビューからわかったこと

沢山の農家さんたちにインタビューしてみてわかったことは、

「風評被害とは消費者側が作った言葉であり、農家さんたちはむしろ前向きに笑顔でお仕事をされている」

ということでした。

私たちが問題だと感じていた風評被害は、農家さんにとっての問題ではなく、消費者の問題だったのです。

そして多くの農家さんの想いには共通していることがありました。

それは、

「風評被害や原発ではなく、福島県の美味しい農作物を知って欲しい、そんな農作物を作っている自分達を知って、農業の楽しさや難しさを知って欲しい」

という想いでした。

この想いは、めぐるめが発足したきっかけや達成しようとしている課題と共通し、これこそ自分達が活動すべき根本なんだと気づいたのです。

■この想いを実現するためには…?

多くの農家さんたちにインタビューをさせていただき、確かに震災による農業への影響は多大でした。

しかし、過去にばかり目を向けるのではなく、農家さんたちの想いを形にするため、未来に向けて解決するべき課題にどんなものがあるのか。

それぞれの農家さんが、それぞれの課題感を抱えていましたが、
福島班の中で特に注目が集まったのが、「耕作放棄地」だったんです。


(EFA36/PIXTA)


■耕作放棄地って??

日本全国の中で耕作放棄地が多いのはどこか、知っていますか?

知らない人がほとんどだと思います、そもそも普段なら注目しない問題かもしれません🤔

耕作放棄地の面積は、年々増加し、平成27年には全国で42万3千ha(内閣府「農地・耕作放棄地面積の推移」より)もあります。
広すぎて想像できませんよね😦

実はその中でも、福島県は耕作放棄地においてトップレベルに位置しているんです!!

<次回予告>

次回はそんな耕作放棄地について、

耕作放棄地があるとどんな問題が起こるのか、耕作放棄地の原因は何か、問題を解決したらどんないいことがあるのか…

などなど、詳しく投稿したいと思います!

今回はシリアスな内容になりました…
耕作放棄地は難しい問題に見えて、実は単純な問題であったりもします。

次回はめぐるめ癒しのマドンナ、みのりんが書いてくれるので、みなさまお楽しみに〜〜😘


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