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エッセイ#13 ありのままを感じる幸せ

昨日「書けない」とつぶやいたら、いつも素敵な記事を書かれているえのあさんから「写真だけ記録に残すのも楽しいですよ」と温かいコメントを頂いた。

それをきっかけに、写真フォルダを開いてみる。
画面いっぱいに広がる我が子の写真。
最近、子どもの写真しか撮っていない。
記録に残したいと撮った写真がなかったか、スクロールしてさかのぼっていく。

笑顔
笑顔
笑顔
泣き顔
寝顔
寝相
変顔・・・
・・・あった!

子どもの写真に埋もれた1枚の写真。
先日久しぶりにホテルに宿泊した時の1枚だ。

窓から見える青空


訳あってその日は子どもたちを義母に預け、夫と1泊。久しぶりにバタバタしない静かな朝を迎えたあの日。

ホテルのベッドに横たわり、寝ぼけながら頭上のカーテンをばさっと開けた。
窓一面に広がる青空と、白いカーテンに反射した光がキラキラとまぶしくて、一瞬で心が晴れた。
気持ちいい。
朝からこんなに爽快な気分を味わえたのはいつぶりだろうか。

今この記事を書きながらあの日の爽やかな気持ちを思い出す。
たまには上を向いてみよう。
空が綺麗とか、鳥が飛んだとか、雲がゆっくり流れていくなとか、なんでもないことを感じ、受け止める。ありのままを感じられることは、幸せだと思う。


そんな幸せを拾いながら生きていきたいと改めて思い出させてくれた1枚。

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