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今まで見たことなかった景色。I've never seen anything like this before.

コレって普通よ!

と、思ってるコトって、実は違かったりする。

そんな出来事。

まずは感謝

たくさんの、本当にたくさんの方々のご協力があって、
約2年掛かりで、先日新車を納車。

乗りたい車種と欲しい機能が決まっていたため、
特例申請という形で申請をし、判定を受け、覚悟はしていたつもりだったが、
何やかんやあり、ここまでがものすごく長い道のりで😇

途中で何度も心がストレスに押し潰されそうになりながら、
判定で吐きそうに、泣きそうになりながらも、

どうしてもこの車椅子じゃなきゃ駄目なんだ。

という気持ちで乗り越えた結果が、今回のペルモビールのM3に届いたの。

何か問題が起きるたびに、豆腐メンタルがすぐ豆乳になり、

周りの方々にたくさん愚痴ったし、
時にワタシが泣き言をほざいた際は励ましていただいた。

根気よく携わって下さった方々には、本当に感謝してもしきれない。
ありがとう。

地獄でしかなかった判定

ワタシの場合は色んな事情から、何回か判定を受けたのだが、
一回一回がすごく思い出深いものとなった。

判定員がおっしゃった言葉、ワタシが行った内容、全てはっきりと記憶に残っている。

それだけ、ナーバスになっていた。

そう、
判定前日と当日に発熱したり、
お昼に食べたカレーを吐きそうなくらい。

※お食事中の方すみません🙇‍♀️

判定員の方も、初めて会った障害者の人生を左右する権限を委ねられていて
きっとストレスが掛かりまくっていることだろう😱

それを考えたら、判定を受ける側の方がまだマシである。

もう2度とやりたくないと思ったが、
今振り返ると、あの一瞬一瞬も自分を成長させるためには必要だった過程であり、良い思い出だ。


当たり前の基準

M3の納車日に、近くの土手まで軽く走った。

よく晴れた川沿いの道で、
車椅子をティルトとした瞬間に飛び込んできた光景は、

雲一つない、一面のブルースカイ。

"How beautiful."


まさにそんな言葉が似合う空。

ワタシは普段、側弯と呼吸の問題で横向きでしか眠ることが出来ないし、
以前の車椅子だと常に前傾姿勢で地面ばかり見ていた。

空をじっくり見上げる機会なんて無かったし、
出来なかった。

空って、こんなに青かったんだ。

どこまでも透き通った、青空。

そんな上空を眺めていると、

ワタシ、このまま飛べるんじゃね??!

って、一瞬本気で思った。



こんな最高な景色を今まで見逃してたのかと思うと悔しいけれど、
生きてる間に頭に焼き付けられたからヨシ👌🏻

これから天気の良い日には、
毎日こんなブルースカイを見るコトが出来るなんて、
ワタシ、なんて幸せなんだろう。


当たり前の光景が、
誰かの当たり前とは限らない。


その当たり前を知らないまま大人になって、
アラサーの今、空を見上げるだけで嬉しくなるって、

間違いなくワタシはハッピーSMA。


映画と違って鑑賞料いらないし、
このコロナ禍でも、空を見上げることくらいは出来るから。

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車いす工房 輪
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