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ライター・沢井メグ、会社を辞めました

こんにちは
そして、はじめましての方もいらっしゃるかと思います。

ライター・中国語翻訳者の沢井メグです。
2011年よりロケットニュース24を運営するソシオコーポレーションに在籍し、ロケットニュースをメインに執筆や編集に携わってきました。

タイトルの通り、2020年6月11日をもって会社を退職することを報告させていただきます。

会社、辞めました!

ですが!

仕事は辞めません。

ありがたいことに、すでに東洋経済オンラインプレジデントオンライン等いくつかの媒体でライティングや翻訳のお手伝いさせていただいていまして、ひとまずフリーランスとして活動していく予定です(有給消化中に受けたお仕事もありますが、当時の所属先へ問題ないことは確認済です)

中国や台湾のニュースやコラムの翻訳、中国〜日本の時事ネタ記事の執筆、編集などで、最近はイラストの仕事も始めました

(お仕事依頼があればどうぞご連絡ください!→Twitter@megmi381


さてロケットに在籍した約9年間で執筆した記事は4700本以上…のようです。

現在、一部の記事は媒体の都合で非公開となっていますが、
公開されているもののなかから、各年の印象に残った記事を挙げていきたいと思います!

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振り返り。2011年、ロケットニュース24のライターになる

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もともと中国語を用いた仕事をしていたのですが
将来、引っ越しが多いことが予見されたので
テレワークができる職種に興味があり、
そのひとつが「翻訳ライター」でした。

そこで応募→採用される。

最初は大阪でライターをしていましたが
その後、編集部よりお誘いいただき編集・校正校閲兼ライターとして入社。
上京しました。

中国や台湾のB級ニュース紹介等を中心に1日5本以上執筆し、最高記録が9本。~2014年くらいまで「面白い」と思ったものを片っ端から書いていました。我ながらよく書いたと思います。

【2011年のベスト記事】
中国の伝説のラー油「ラオガンマー(老干媽)」がマジうめぇぇぇ!!
https://rocketnews24.com/2011/11/13/150185/

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……大好きラオガンマー♡

【2012年のベスト記事】

カーネル・サンダースを女体化! 中国ニセKFC「カーネルおばさんの店」に行ってみた / パクリだがガチの飲食店で笑ったたhttps://rocketnews24.com/2012/06/08/219387/

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本当にこんなものが存在するのか?ニセKFCに会いに上海まで行ってきました! 堂々としたお店でした。


【2013年のベスト記事】

【動画あり】日台で話題となったあの「台湾の痛電車」を見に行ってみた!
https://rocketnews24.com/2013/04/10/315488/

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台湾の痛電車です。取材先で「日本からわざわざ来た鉄道ファン」だと勘違いされるまま案内されました。

全然関係ないけど2013年にはこんな記事も書きました。

【トリビア】ワタナベさんは節分の豆まきをする必要なし → 鬼がワタナベさんにビビってるから

これ系の記事は毎年そこそこバズるので、ツイートすればいいと思う。


2014年~2016年、ロケットニュースで顏出しを始める

媒体の方針でライター(ほぼ全員)の顔出しを始めました。
今ではWebでの顔出しなんて珍しいことなどない話ですが
当時としては思い切った方針転換だったと思います。

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この頃から「記事が伸びる」という評価をいただき
ライティングの比重が高くなりました。


中国語の翻訳だけでなく、中国や台湾の現地取材、ロケットらしいネタ企画など多岐に渡り企画・執筆。楽しくお仕事させていただきました。


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【2014年のベスト記事】
『美味しんぼ』の海原雄山が絶賛したコメの炊き方は本当にウマいのか? DangDang 気になってきたので試してみた / コメの大きさを一粒ずつそろえて炊く

https://rocketnews24.com/2014/11/14/509472/

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DangDang気になるでしょう? 

【2015年のベスト記事】

【検証】中国の炊飯器は本当にダメなのか? 沢井メグがわざわざ中国に炊飯器を買いに行ってみた https://rocketnews24.com/2015/09/18/584422/

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訪日中国人の炊飯器の爆買いブームのさなか、逆に日本人が中国に炊飯器を買いに行ったら、大変なことになりました。この記事が中国や台湾で紹介され、現地の友達から「これは沢井ではないのか?」と問い合わせをいただくという体験をして笑いました。


2016年、夫の仕事の都合で、富山県に転居。テレワークとなる。

この頃から媒体の方向性が少し変わってきて
グルメ記事が多く見られるようになったかと思います。

が、

私の気に入っている記事はやっぱりこれ

【2016年のベスト記事】
【中国の闇】日本人も被害にあった詐欺『写真撮って妖怪』とは何か? 事情通「奴らの出現は中国人が豊かになった証拠」→ 詳しく聞いてみた

https://rocketnews24.com/2016/04/13/736100/

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中国旅行中の日本人が被害に遭いニュースになった詐欺です。私も声をかけられたことがあり、その体験を元に書きました。『写真撮って妖怪』は、今も存在するので遭遇されたらご注意を!


2017年、6月頃にフルタイムで復職

会社では、私が産休からの初の復職でした。
男性ばかりの職場だったので
自分の復帰後の仕事が、職場の産休に対する評価につながるだろう、
後に続く女性社員が産休育休から復帰しやすい雰囲気になるようにと
私なりにめちゃくちゃ頑張っていました。


【2017年のベスト記事】
中国で「アニメ巨匠・宮崎グズオ」が発見される

https://rocketnews24.com/2017/08/30/947695/

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そろそろB級な中国が影を潜めはじめた頃でした。でも、まだ、生きていました。


2018年、双子出産のため5月頃から産休へ


双子の妊娠出産の情報が本当に乏しくて大変でした。

仕事柄、この双子の妊娠出産経験を話すことで、
誰かの役に立つかもしれないという思いがフツフツと湧いてきて
自分の取り組みたい仕事のなかに「双子育児の情報発信」が増えました。
さらに「多胎育児の便利は、そうでない赤ちゃんの育児の便利でもある」と気がついて育児ネタ全般に興味を持つようになります。


【2018年のベスト記事】
【検証】日本人だけどメイクで韓国人になれるものなのか / 韓国と日本のメイクを半顔ずつやってみた結果 
https://rocketnews24.com/2018/02/27/1023829/

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ずっと気になってたんです。なぜ同じアジア人なのに日本人女性と韓国人女性は見分けがついてしまうのか。メイクのトレンドの違いではないかという仮説のもと検証しました!


【中国】クチコミ最悪評価のホテルに泊まったらこうだった! まさかの秘密も発覚「ここで拷問が行われていたらしい」https://rocketnews24.com/2018/05/18/1063741/

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再開発のためどんどん失われるオールド上海(老上海)。拷問が行われていたらしいという素敵なホテルも例外ではありませんでした。この記事を大好きな場所に捧げます。


2019年、7月に復職。いろいろあって退職することに。



【2019年~2020年のベスト記事】

沢井メグのリアル中華シリーズ
https://rocketnews24.com/tag/%E6%B2%A2%E4%BA%95%E3%83%A1%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E4%B8%AD%E8%8F%AF/

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ステイホーム期間に作ってみたという方が多くて嬉しかったです。なかでも「帰国できない中国人の恋人のために作った、現地の味がして喜ばれた」というメッセージをいただいたのがとても印象に残っています!これもどこかで続けたいシリーズです!

ロケットニュースで得たもの、失ったもの

最近、記事の翻訳の仕事なども受けているのですが

現地で現地の人向けに書かれたニュースを
日本人向けに仕上げることは、
ロケットニュースで行った
ライティングや編集、校閲の経験が生かされているなとしみじみ感じています。いろいろあったけど得た大事な経験です。あと仕事やロケットニュースでの記事を通して知り合った友人たち。

逆に失ったものは…失ったというか、会社のために頑張りすぎた(笑)ある程度のところは「だって会社員ですもの(笑)」だけど、ちょっとやりすぎた面もあったかもしれない。当時は仕事に一生懸命でしたが、振り替えると友達や同業者の方との交流をもっとしたかったなとも思います。そこはこれからですね。


さて、今後も仕事内容はあまり変わりませんが
やはり会社員とは異なることをこの数週間で感じています。
ですが、いまの環境を活かした仕事をしていきたいです!

できること、やりたいことはいろいろあります。

まず、
私は中国や台湾の文化、言語に触れ、それらを共有することに喜びを感じるので、もちろんそこは外せません。

また東京大阪など都市部にしか住んだことがなかった私が、富山に引っ越したことで、感じた「地方」の価値とワクワク(地方っていうかもっとしっくりくる言葉はないものかね)

そのあたりを中心に

双子育児の情報発信などもしていきたいです♪

ご依頼やご相談など
沢井とちょっと話してみたい、仕事を一緒にしてみたいという方!
ぜひご連絡ください♪

以上、退職の報告とさせていただきます。
お世話になった皆様、
そして読者の皆様、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願い致します。

沢井メグのプロフィール

編集者、ライター、イラストレーター、翻訳者。
上海万博での勤務を経て、約9年間エンタメ系媒体でネタ企画、ライティング、編集、翻訳(中→日)に携わる。退職後はイラストの仕事も。プライベートでは長女&双子男児のママ。

お仕事実績:東洋経済オンライン、プレジデント、プレジデントオンライン、nippon.com、はっぴーママ富山版、ロケットニュース24など

お仕事依頼は Twitter@megmi381 のDMへどうぞ!





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