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住まう地域にこもる想いとプロフィール

引っ越し経験8回。地元がなかった私が今住まう地域で心が和む、お互いの信頼とつながりから生まれる場を作ります。

新卒から12年、住宅メーカーで事務系職種に従事していました。

小学6年生の頃「住環境は人を変える」と感じて、当時将来の夢は建築士。
建築士にはなれなかったものの、就職してから住まいという空間づくりをするための仕事を身近に感じていました。4つの部署を異動する中で総務という職種も経験し、事業所内すべての方々と関わりを持たせてもらいました。その中で様々な立場で感じられている意見・考えがあることを受け止めてきました。

育児休業取得中のエピソードは、当時住んでいたアパートで小規模な入居者コミュニティを作っていたことです。

もともと「作ろう!」と思って作ったのではなく、自然とできたコミュニティでした。入居していた当時は、お互いに話す場があったり、アパート前で子どもを遊ばせたり、皆で市内近くのバーベキューをしに行ったり、希薄な入居者関係とは、真逆のアットホームな(ある意味)ひとつ屋根の下のアパートでした。

アパート全12世帯の半分以上が子育て中の世帯で、私がその半数の世帯とそれぞれにつながりを持ったことで「今度集まりませんかー?」と声をかけた事から交流が始まったのです。

集まっているうちに、いつしか「めぐさんのおかげで孤独な子育てから開放されました。」と本音を話してくださった方もいました。「私、アパートの部屋で泣いてました。」と、気持ちを共有できる大人がいなかった以前の寂しさを吐露して下さる方もいました。

壁を隔てた向こう側で孤独を感じたり、泣いたりしている人がいるとしたら、そんな寂しいことはないんじゃなかろうか。何かできることはないのかな?と思ったことが私が活動を始めた原点です。

時を遡って、中学生の頃から茨城県内に住んでいた私。けれども、生まれてから住んだ場所は8ヶ所、6市区町村(町、村には住んでないですが)。
実家に帰っても会える友達もいなくて、私には地元と呼べる場所はありませんでした。いつしか、結婚以来12年以上住んで子育てをしている茨城県守谷市に愛着が湧いている事に気がつきました。2013年に生まれた息子にとっては、ここが地元と呼べるふるさとになるのだろうか。時にそんなことを考えていました。

新卒から勤めた住宅メーカーを退職後、2019年からリモートワークが可能な環境を主軸におき、複数の仕事を経験。現在はフリーランスチームでの業務を仕事にしながら、株式会社MYコンパスの認定資格「ライフキャリアプロフェッショナル®️」(通称:認定LCP)としてワークショップ開催を不定期で行っています。


リモートワークを実践している中で、茨城県大子町や長崎県五島市、群馬県桐生市、長崎県壱岐市でワーケーションも経験(時に親子で参加して)、場所の自由から生まれる居心地の良さや、人とつながりの大切さを感じていたことから、場所を持たない場作りの活動を実践しています。

2024年は、ライフキャリアプロフェッショナル®の活動「SELF LOVEワークショップ」を通して活動や仕事の幅を広げて行きたいです。

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