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日本の賃金はアメリカの約半分で、韓国より低い

「失われた30年」
バブル崩壊から日本の物価はほぼ横ばい
賃金もほぼ横ばい状態です。

 出典元: 総務省 消費者物価指数


この問題は今までもいろんなコラムで書かれてきています。

昨日読んだ野口悠紀雄さんの記事が分かりやすかったので、興味のある方は読んでみてください。

イギリス エコノミスト誌の公表データであるビッグマック指数(購買力平価)を使って、分かりやすい説明されています。

※購買力平価: 
ある商品の価格がひとつに決まる「一物一価」を前提に、多様な商品・サービス購入時の各国・地域通貨の価値を比較して算定すること


2010年のビッグマック価格はここまで低い順位でなかったはずなのに、今では日本より安い国の方が少ないのです。

世界が少しづつ経済成長していく中で、日本はずっと立ち止まったまま。


添乗員をやっていた頃、仕事を始めた当初は海外で安く買える恩恵がありました。
辞める頃には海外での支払いが日本より高いことが多くなってました。

特に外食は日本の倍以上が多く、食事が付いていないツアーだとお財布事情が厳しかったことを思い出します。

マクドナルドで食べても1,000円以上が普通。
物価が極めて高いアイスランドとかではサンドイッチ1つでさえ2,000円で食事代の赤字がキツかったです。

そして私の命の水「ビール代」もほとんどの国で日本より高くなっていきました。
特にヨーロッパはユーロになってから一気に値上りしました。

コラムにはこう書かれています。

物価が上がらないのが問題なのではなく、実質賃金が上がらなかったことが問題なのだ。
賃金が上がらず、しかも円安になったために、日本の労働者は国際的に見て貧しくなった。

今の日本経済を何とか支えてるのが、非正規等の安い労働力と聞きます。

かつては日本へ仕事に来ていた優秀な人材は、日本より賃金が高い中国や韓国を選ぶようです。
そして日本の優秀な人材も海外流出しています。

安い労働力を求めて海外から人を雇い、
優秀な人材は海外で雇われることを求め、
なんだか矛盾を感じます……。

高い能力の日本人を日本で活かせるようになって欲しいです。

そのためにも賃金の底上げは必要!

賃金が上がらない限りお金の出し惜しみは続き、経済は回らない…お金が回らない限り経済停滞はエンドレス。

2%インフレを目指していく前に、賃金が2%上がらないと難しいのではないのか?と思います。
卵が先か鶏が先か?の理論状態だけど、賃金上昇が先か物価上昇が先か……新政権に期待します!


また、新札が発行する時にどのような政策が取られるのかも不安…。


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