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\予定通りにいかないと不安定になる/発達特性に過去の記憶がくっついているとしたら…

こんにちは、やつ子です。


今日は発達障害の事で気付いた事があるので
それを書こうと思います。


※発達障害は神経発達症に変わりましたが
  今回は以前の呼び方「発達障害」で通します。


長くなるので結論を先に書きます。

発達障害の
「予定通りに進まないと
 不安定になり荒れる問題」
の背景には

「裏切られた感」があるのではないか…

という私の仮説、見解です。


詳しく書いていきます。


発達障害の特性の一つに
「予定通りに進まないと不安定になる」
というものがあります。

発達障害が全員その特性がある、
という事ではありません。

以下、個人差があるという事を前提に
書いていきます。



この不安定というのは、“かなり” です。

中には暴れてしまう人(子)もいます。


私もそうだし
母や息子にもこの特性があります。


いつも予定通りに物事が進めばいいのですが
そんな事ばかりが続くわけもなく、

普通に生きてたら色んな展開になりますよね。


第三者から急に用事を頼まれたり、
家の何かが壊れたり、

天候も体調も とにかく色んな要素によって
“予定変更”される事はよくあります。


簡単に言えば臨機応援が苦手、
こだわりがある、
融通が聞かない、

そしてこれらが\絶対に/という感じです。


発達障害を知らない人には
この辺が “ワガママ” だと思われてしまう
かもしれません。


でもねぇ、、

自制心とか協調性とかの次元ではなく
どうしようもなく無性に

自分でも何故かわからないけど
コントロールできない…という感じです。


定型発達の人でいうと何でしょうか?
“しゃっくり” とかですかねぇ。

しゃっくりが止められない事を
ワガママとは言わないですよね。


自分ではどうしようもなく
出てしまう時は止められないっていう…

\ちょっと違うか/



私と母は程度の差や
あとは長年の経験から
自分なりに対策を考えていたりします。

その対策が良いか悪いかは別ですが…。



まあだいたいこんな感じで
イメージできるかと思います。


私は家族も発達障害濃いめのグレーなので
当事者であり
カサンドラ(対応する側)でもあります。


発達障害の特性を学んできた
というのもあって
そういうもんだと思っているところがありました。

仕方ない、という感じ。


対処法はあっても
本人の改善というところは
不可能とは言いませんが、

気長にめげずに声をかけていくしかない…
という考えでした。



私の思う改善というのは
100ー0で本人以外が気を配るのではなく、

“お互いに” 歩み寄れるところを見つける
という事です。


お互いに…なので
当然ながら自覚しているのが条件になります。

そこが難しいんですけどね。


自覚してくれたら
発達障害の困り事は
90%ぐらい軽減されるのではないかと思うほど
“自覚” は重要ポイントだと思います。


少し話がそれました。


つまり、

予定通りにいかないと
不安定になって荒れる事に関しては、

その都度の対処法しかないと
思っていたのですが…


(長かった、、ここから本題)



その背景に
「裏切られた感」があるのではないか
という事に気付きました。


例えば子どもの頃に
家族でお出かけする予定があったとします。

でも何かの都合でそれがキャンセルになったら
子どもだけじゃなく大人も悲しいし残念ですよね。



ただ、大人は事情がわかる分
「仕方ない」を受け入れる事もできると思います。


子どもは…どうでしょうか。

もしまだ言葉もそんなに理解できない
年齢だとしたら、

楽しみが奪われたと感じても
おかしくはないですよね。


そして駄々をこねる…

すると大人は怒るか諭すか
どちらにしても根底にあるのは“仕方ない”なので
それで子どもが納得できるとは思えません。


納得できずにキャンセルになった。
理由も教えてもらえず自分だけ後で聞いた。
大人達も機嫌が良いわけではない。

子どもにとっては
裏切られたと感じるのではないかなと思いました。



他の例だと、

友だちと楽しく過ごす予定だった先で
例えば意地悪な行為等があったりすると、

本人の想像した予定通りではないし
文字通りの裏切りも発生しています。



元々、発達障害は恐怖心が強く、
定型発達の人よりも
ネガティブを感じ取りやすい特性があります。


このような裏切られた感を
強く感じ取っていたり、

相手は裏切ったつもりはなくても
そのように受け取ってしまったりするのでは
ないかなと思います。



予定通りに行かない事で
暴れるほど不安定になるのは、

心の奥に「悲しみ」や「裏切られた感」
わかってもらえない「孤独感」も
あるのかもしれません。


それが発達障害ならではの恐怖心と合わさり
怖いほど辛く受け入れ難い事なのだとしたら…


もしかしたらこちらの声がけの内容を
怖さに寄り添うような言葉を混ぜてみるだけで、

今までの反応とは
違うものになったりしないかなと思いました。



そういう事を続けて
いつか “お互い” 歩み寄って
改善していける日がくるといいなぁと
最後は希望を込めた願望で終わります。



この事に気付いたのは
きのう息子と
午後の予定について話している時でした。


事前に話していた通りにいかず
「オレ聞いてない!」と怒り出しました。


そこから色々と話していて
ふと思ったのが「裏切られた感」でした。



この感覚が合ってるか聞いてみると、


息子はまだその話はできないと言ってました。
心の奥に「裏切られた悲しみ」はあるそうです。


でも心が辛くなるから
今は話したくないと言っていました。



どんな思いを抱えているんだろうと
考えても答えはないのですが
きのうはあまり寝れませんでした。


いつか話してくれる日がきたら
ゆっくり聞きたいと思います。


「今は話したくない」と
教えてくれてありがとう。


~365個のありがとうnote/038~


それではまた(^-^)/



2022年12月のある日、

息子が
「アレが欲しい」
「コレをしてくれ」と
うるさかったので

私は思わず「足るを知れ」と叫び

あ、それ、私もだわ…
と自分に突っ込みを入れた次第。

今年は感謝に気付く一年にしようと
\365個のありがとうnote/を
思い立ちました。

こちらのマガジンに
シリーズまとめてます!






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