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日々好物 vo.8

#眼鏡


小学生のころから、眼鏡が欠かせません


近視に加え、乱視もひどく、

以前はコンタクトレンズも使用していましたが、出産からこちら、すっかり眼鏡に戻ってしまいました。


だって、出産後すぐなんて、おっぱい→おむつ→泣く→洗いもの→おっぱい→おむつ→泣く→洗いものが休みなしで1ヶ月続くので


コンタクトレンズのケアどころではなく

かければすぐ見える眼鏡はありがたく

そこからかれこれ10年近く、すっかり眼鏡の女になってしまいました


昔と違って、最近の眼鏡は軽いし、おしゃれだし、ずれにくくするグッズもあるし

眼鏡をかけざるを得ない女性には、ありがたい世の中になったものです


ところが、眼鏡を再び愛用するようになって、気づいたことがあります

矛盾するようですが

眼鏡をかけないときの気楽さ

です


わが家は、健康ランドが好きでよく行くのですが、大浴場へ入るときは眼鏡を外します

そうすると当然、どの人も顔や体がぼやけ、肌色の柱になります。人としての実感がうすれ、モノのような感覚になるので、見られている意識もうすれます。

大浴場で、たくさんの人が周りにいても、自分は自分、人の目を気にせずゆったりお湯を楽しもう、という悟りのような境地になるのです。


あるとき、滑る浴場で足元がおぼつかないのは不安なので、眼鏡をかけて入ったことがあります。


すると、同じ女性同士なのに、ふだんはぼやけて見慣れていないからか、裸体の女性の群れに怖じ気づいてしまい

自分だって同じ体をしているくせに、やけに他の女性の体型や胸の大きさが気になってしまい、気になる自分自身にも恥ずかしくなってしまい

そそくさと出てきてしまったことがあります


●眼鏡は便利だけど、見たくないものまで見せつけられることがある

●必要だと思い込んでいたものでも、手放してみると意外と困らないし、自分のペースを守れたりする

眼鏡にかぎらず、便利なものを少しだけ遠ざけてみると、新しい発見がありそう


ポイントは、少しだけ。


だって本気で遠ざけたら、段差につまずくし説明書は読めないし時間はかかるし、困ることだらけですからwww

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