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文庫本派か、単行本派か
みなさん、こんにちは。
むささびです。
先日、待ちに待った今年の本屋大賞が発表されました。
町田その子さんの『52ヘルツのクジラたち』が、大賞を受賞しました。
町田さん、おめでとうございます!
Twitterでも『52ヘルツのクジラたち』が大賞という予想が多く、私としては「やっぱりこの作品か、すごい!」という感じでした。
ちなみにむささびは、本屋大賞のノミネート作品を、実は1冊も読んでおりません。
もちろん、読みたいという気持ちはめちゃくちゃあります。
しかしこれは、「文庫本派か、単行本派か」という、読書好きなら避けて通れない議論と関わっていて、簡単な問題ではありません。
というわけで今回は、文庫本派か単行本派かというお話を、取り上げてみようと思います。
文庫本派の皆さん、仲間です!
皆さんは、文庫本派か単行本派か、どちらでしょうか?
これは、好きな本のジャンルによる違いが大きいかもしれませんね。
文庫本には小説が多いので、小説好きの方は特にどちらかに分かれるのではないでしょうか。
どちらにもそれぞれの良さがありますが、私は文庫本派です。
中学・高校の頃から小説をよく読んできたのですが、気づいたときにはすでに文庫本派でした。
ここで、なぜ私は文庫本が好きなのか、少し考えてみることにします。
文庫本のメリットは?
①安い!
まず文庫本は、お値段が安いです。
私はつい最近まで学生だったので、文庫本を買うのは経済的な理由が大きかったです。
②小さい!
次に文庫本は、サイズが小さいです。
外出先に持ち運びやすいですし、本棚の限られたスペースにもたくさん収納することができます。
③統一感がある!
さらに文庫本は、見た目の統一感があります。
特に背表紙を並べたときの統一感は圧巻で、本屋さんでも家の本棚でも、文庫本コーナーは眺めているだけでテンションが上がります。
④加筆・修正されている!
そして文庫本は、単行本が出てから数年後に出版されるため、加筆・修正が行われた最新版である場合があります。
解説や文庫版のあとがき、特別インタビューなどが加えられていることもあり、時間差があるがゆえのお得感があります。
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↑我が家の講談社文庫たち。カラフルだけど、統一感がありますよね。
本屋大賞の盛り上がりを見て……
以上、私が文庫本を選ぶ理由を挙げてみました。
私は読んだ本を手元に置いておきたいタイプなので、文庫本のサイズ感と統一感は、かなり重要な要素です。
しかし、そんな文庫本派の私も、今回の本屋大賞の盛り上がりを受けて、正直なところかなり心が揺らぎました。
文庫本のデメリットとして、単行本が出てしばらく期間が空いてから出版されるために、最新作をリアルタイムで読めないという点があります。
TwitterやYoutubeで、「本屋大賞のノミネート作品を読んで順位を予想する」という企画が盛り上がっていて、「私もやりたい……!」と強く思ってしまいました。
ただしノミネート作品は単行本でしか出版されておらず、図書館も永遠に順番待ち状態なので、単行本を買わなければならないのです。
今回は結局買わなかったのですが、単行本派に鞍替えするとはいかないまでも、本屋大賞のノミネート作品だけは毎年買うようにしてもいいかもしれません。
単行本は装丁がとても綺麗で、保存性が高いというメリットもあるので、ゆくゆくは単行本派になる可能性もありますね……!
そのためにも、まずは頑張って働こうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
むささびでした!
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