マガジンのカバー画像

79
本が好き、その想いだけで書く文章たち。
運営しているクリエイター

#自己紹介

【2023年版】#名刺代わりの小説10選

2023年が始まって、早くもひと月が経った(信じられない)。 今年も、「#名刺代わりの小説10選」を更新しようと思う。 こういう選書企画は、あれこれ悩みながら本を選ぶ過程が、とにかく楽しい。 いつも時間はかかってしまうが、自分が好きな小説とは何かを見直す機会として、毎年続けていきたい習慣だ。 2022年版 #名刺代わりの小説10選まずは、2022年版の#名刺代わりの小説10選を振り返りたい。 (私にとっては)錚々たる顔ぶれが並んでいる。学生時代から現在まで、私の読書

「#名刺代わりの小説10選」を、そろそろ。

みなさん、こんにちは。 むささびです。 Twitterの読書アカウントで、「#名刺代わりの小説10選」というハッシュタグをよく目にします。 好きな小説を10作品選び、それを固定ツイートなどにすることで、自分の読書の好み・傾向を知ってもらうことができます。 まさに、読書アカウント界での「名刺」のような役割を果たしてくれる、素敵なハッシュタグです。 私も読書アカウントを始めてしばらく経ちましたが、そろそろこのハッシュタグをやることにしました。 マイルール「#名刺代わり

【読書遍歴】読書は、歴史だ。 〜後編〜

みなさん、こんばんは。 むささびです。 私がこれまで人生で読んできた本を振り返る「読書遍歴」、後編です。 前編では、高校卒業までで、特に印象深かった本を紹介しています。 読書遍歴を振り返っていると、「またあの作品を読みたいな」という、懐かしさを伴った読書欲が湧いてきます。 忘れた頃に、もう一度読み返したいです。 邂逅。綾辻行人『十角館の殺人』綾辻行人さんの『十角館の殺人』は、私が本格ミステリーにハマるきっかけになった作品です。 忘れもしない、大学入学直後の春。

【読書遍歴】読書は、歴史だ。 〜前編〜

みなさん、こんばんは。 むささびです。 その人がどんな本を読んできたのか、その歴史を振り返ったものが、「読書遍歴」。 読書遍歴には、その人の人柄や価値観、現在に至るまでの知の歩みが表れると思います。 今回は私の読書遍歴について、特に自分に大きな影響を及ぼした作品に絞って、お話ししようと思います。 Twitterの読書アカウントでも読書遍歴をちまちまと投稿しており、そのまとめ記事にもなっています。 私の原点。川口雅幸『虹色ほたる』川口雅幸さんの『虹色ほたる』は、間違