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おしごと紹介|名古屋城「お城note」記事制作

少し前になりますが、インタビュー・撮影・執筆を担当した記事が公開されました🖼
名古屋城ウェブサイトのコンテンツ「名古屋城と名古屋のアレコレを、気の向くままに 『お城note』」に掲載されています。

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本丸御殿障壁画の復元模写について紹介する動画の製作と併せて携わらせていただきました🎥
(構成、インタビュー、テロップ原稿制作を担当しました。本丸御殿内ではショート版が上映されています)

取材期間は1年以上。振り返ってみると、人生で初めての長期取材となりました。笑
現在進行系の事業を記録・紹介するとなると長期スパンの取材になるのは当然なのですが、記事単体であれば正直なところ「かいつまんで」取材することも可能でもあって。
動画製作にも関わらせてもらったことで、時間をかけた取材を通して学びを深めていくことの醍醐味を体験できました。

大学時代には日本画を学ぶ友人も身近にいたので、多少なりとも知識はあると思っていたものの、やっぱり門外漢にはわからないことも多く。「まったく知らない」よりもなまじっかタチが悪いな、と我ながら感じました。
自分自身わかること・わからないことをできる限り言語化すること、そして取材対象者の言語化を促すことを心がけて取材しました。

障壁画の復元に要する期間は1年間。これを長いととるか、短いととるか。個人的には、400年前の輝きを蘇らせるための“対話”の期間としては濃密さを感じられる長さだと感じました。対話には限りがないでしょうから、少し足りないと感じて、最後に足りない分を調整できるくらいがちょうどよいのでは。

「どうやったらこんな表現ができるんだろう?」
「どうしてこう表現したんだろう?」
「どんな思いで筆を走らせていたんだろう?」

当然ながら、作者から直接答えを聞くことはできません。だからこそ、学術的な知見と、製作者としての想像力をフル活用して、今の時代にひとつの答えを導き出していくことに、製作者の皆さんが実直に向き合っていました。

名古屋にお越しの際は、ぜひ名古屋城・本丸御殿へ!

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