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WISC-Ⅳの検査を受けてー凸凹小2ー

衝撃的な授業風景を目にして、担任の先生、学校のスクールカウンセラーに相談。そして、そこから教育相談の窓口にも行ってみた。

そちらでWISC-Ⅳも受けて、長女の特性も知れた。年齢に比べて幼いところもあるから、少し知的障害もあったりするのかも?と思っていたけれど、そういったことはなくて、全ての数値は平均以上あった。

ただ、数値に表示できていないだけで、検査内の出来にはかなりバラつきがあったとのこと。検査を担当して頂いた方の話をまとめると、下記3つ。

  1. 語彙力と社会的ルールの認識が低い。(年齢に比べて幼い感じがするのはこのため。)

  2. 発想力は高いが、今何をしたらいいのか?の認識が低い。(それよりは、自分がやりたいことが優先。)

  3. ワーキングメモリーの数値は高いが、アウトプットが遅い。(色んな情報をキャッチし過ぎて、情報を整理しきれない)

まだ、マイルールの中で生きてる感じなので
「学校で授業中は座るんだよ」等、基本的な社会ルールを根気よく教えていきましょうとのこと。
この時点で、長女本人は授業中は騒いだり、教室内を歩き回ったりはしないけど、
教室内の人や物が気になって、椅子から立ち上がったり、気持ちが高ぶって踊ったり、椅子に座るのに飽きて、床に座ってノートとったりという状態で、言われた通り社会ルールより、自分のやりたいことが優先。
ただ、図工や俳句など0→1を作る作業に関しては、発想力が素晴らしいですと学校から高評価を受けていた。
その辺りも検査の結果にも出ていたので、話を聞いた時は、周囲の人間の感覚的なものでなく、数値的に見てもそうなのねという感じで、あまり驚きもなかった。
検査を受けて、数値で見るとショックを受ける場合もあると聞いていたが、私の場合は大丈夫だった。

WISC−Ⅳを実施してくれた教育相談では、「こうした方が、あなたにとって負担が少ないよ、やったほうがお得だよ」という風に教えていくのがいいですよ、と長女に合った家庭や学校での指導方法を具体的にアドバイスいただけたので、やはり受けて良かったなと思う。

とりあえず、語彙力と社会的ルールの問題をクリアすべく、長女には口で言うより本で教えるのが良さそうだなと思って、我が家ではこの本を購入。

かわいいイラスト入りで子供も手に取りやすそう。

学校生活以外のことも載っている。
長女は熱心にシャンプーの仕方や髪の手入れの仕方を読んで、シャンプーマスターとなり、自分でしっかりシャンプーはできるように(笑)
この調子で学校生活のルールも覚えていけるといいな。

道のりはまだ長そうだが、かわいいイラスト入りの本は長女の興味をすごく引けたので、取り掛かりのアイテム選びは成功したと思う。


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