私の読書スタイル、の話
自分で言うのもなんですが、私って人格の幅が広いような気がしています。
よく、お酒を飲むと人格が変わる人などの話を聞きますが、そうではなくて、シラフのときの「私」というキャラクターの変遷がね、めまぐるしいといいますか。
先日なんかも、これはnote上での話なんですが、いろんなフォロワーさんの投稿やつぶやきにお邪魔して、そこのコメント欄でおしゃべりをしたんです。
お三方のフォロワーさんと、それぞれ別々の話題で話が弾んでいたんですがね、一方では真面目な話をし、もう一方ではおやじギャグを言って相手を翻弄し、かと思えば別の人とは別ジャンルの真面目な話をする。
それら数箇所のおしゃべりの場を、私は数分おきに渡り歩いておりました。
都度、脳が切り替わるというか、「ここは真面目な話をする場所」、「ここはふざける場所」、「ここはオカルト話をする場所」、というふうに場を使い分け、その場に合ったキャラクターでおしゃべりする、という芸当をいたしておりました。
外から見れば、一貫性のない人間のように見えるでしょうし、真面目な話をしている裏で、まさか「布団がだっふんだ!」なんて言ってるとは誰も思わないでしょう。
しかし、私はそういう人間なのです。
私のこれまでの記事を読んでも、内容のギャップに驚かれた方もいるんじゃないでしょうか。
超真面目な話をしたかと思えば、ちびぞうくんをさりげなく配置したアンパンマンのイラストを描いたり、かと思えば前世探究などという、めったな人がやらないような事に熱中したり。
自身のつかみどころを紹介するための紹介記事も書きましたが、例えるならば一つの鍋に取手が30個もついていて、「どのみち掴めねーよ!」ということが判明しただけのものではなかったかと思います。
そうです。
私は今、自分というものの本質が何なのかについて考えるごっこをしたいお年頃になったのです。
なのでですね、まずはキャラクターの振り幅について考えてみました。
一晩のうちに3つの話題のおしゃべりを同時にこなすというのは、3つのキャラクターを瞬時に演じ分ける事だと言い換えることができます。
その切り替え、演じ分けの原因は、すぐ分かりました。
それは、私の読書のジャンルの幅と、読書スタイルによるものだと。
まずはこの写真をご覧ください。
私が主に読むジャンルの代表的な書籍を並べてみました。
左から
ユダヤと日本神話の本 3冊
ねことじいちゃん (6巻を買ったのを忘れてもう一冊買ったざます)
中世のハーブ辞典 2冊
オカルトチックな本
チェコの歴史の本
岡田斗司夫の本 2冊
「新約聖書を知っていますか?」
「人はなぜ他人を許せないのか?」
小説「異世界居酒屋のぶ」
フランス革命の本
ホセ・ムヒカの言葉
漫画「ギャグマンガ日和」
ガンダムの漫画
「宗教改革から明日へ」
ね?
だいたい、私のキャラの振り幅と一致するでしょ?
このジャンルの幅が、私の興味の幅でありますし、私の描く記事の幅にも反映されています。
そして私は、これらの本を三冊同時に読みます。
どういうことかといいますと。
これらの本の中から、ジャンルの違うものを三冊同時に並べます。
例えば最初はチェコの歴史の本を数ページ読み、ちょっと疲れたなーと思ったら岡田斗司夫の本を読み、それが一区切りついたらユダヤの本を読む。
そんなふうなローテーションで読書を進めています。
さらに付け加えるならば、読書の合間にチェコ語の歴史書の翻訳もします。
読書をするときの私は、脳が3つに分かれているような感じですね。
ケルベロスやキングギドラを想像していただくと、分かりやすいでしょう。
この読書スタイルだと、脳みそが疲れないんです。
例えば脳内にA、B、Cという3つの引き出しがあるとしますと、岡田斗司夫の本から学んだ知識はAの引き出しに、ユダヤの本からの知識は Bの引き出しに、というふうに、情報を仕分けしておくことができるんですよ。
おそらく、本を前にしたとき、私は無意識のうちにキャラクターを演じ分けているのだと思います。
Aの引き出しのときはAというキャラクターになって読む。疲れたら、Aを休ませて、引き出しBに移行する。
Bの引き出しのときはBというキャラクターになって読む。Bが疲れたら、 Cを呼び覚ます。
Cが疲れた頃にはAが回復しているので、またAの引き出しに情報を詰め込む……。
そんな感じで、それぞれが使用する脳みその領域を変えることにより、疲労が分散できているというわけですね。
私のキャラクターの変遷というのは、脳みその省エネのために無意識に編み出した生存戦略だったんです。
という事にしませんか?
これらは今思いつきました。
けっこう理論的でしょう?
てなわけで、皆さんの本棚の様子に興味があります。
もしよかったら、皆さんが読んでいる本の目録など、教えてください。
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