一つのことにだらしないやつはすべてにだらしない。まちがいありません。2021/02/16

　今日は会社を休んで、銀行へ借金をしにいった。2月なのだけど春の陽気。天気が良くて気持ちが良い。借金日和だ。住宅ローンの本契約。色々と説明を聞き、書類に記入しまくり、判子を押しまくる。

　昨日から何も食べていないので流石に腹が減ったのと、なんか大仕事を終えた感じがするから酒が飲みたいなと思って、デパ地下でローストビーフやエビフライなどを買って帰った。で、赤ワイン。うまい。

　なんだかんだで帰宅は夕方近くになり、そこからディケンズ『荒涼館 4』を読了。ディケンズの誕生日から読み始めて9日目。長かった。

荒涼館(四) (岩波文庫)

　そういえば30年ぶりに日経平均が3万円を超えたらしい、というニュースを見た。

　わたしはお金については子羊みたいにうぶなんです、というひとがいたとします。そしたら、あなた、ごじぶんの財布をしっかりみはりなさい。そいつは、かならず、すきあらばそれをひったくろうとしますから。
ディケンズ『荒涼館 4 』P.227

　だからなのかこんなお金にまつわるようなフレーズが気になる。しかし、いくらなんでも実体経済と乖離しすぎだろう、金融はおっかない世界だと思ったので、手持ちの投資信託で積み立てた金額の大きいものを利確する。借金したから、保守的な気持ちになったのかもしれない。

　いろんなことをリセットするような気分で、久しぶりに髭を剃ってみた。思っていたよりも顔がたるんでいる。自分でも違和感。また伸ばすと思う。そしてもう少し痩せよう。

一つのことにだらしないやつはすべてにだらしない。まちがいありません。ディケンズ『荒涼館 4 』P.227

　正しいとは思うよ、でも、厳しいなぁ。

　ほろ酔い気分で、寝た。