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かつて服装に関する無関心は自殺に等しい、とバルザックは言ったらしい 2021/03/10

 浦和へ。伊勢丹に新店がオープンした。開店は10時半。余裕を持って出発したのだが、なんだか様子がおかしい。「池袋駅から浦和駅」とgoogleさんに入力して検索すると、南浦和駅までの行き方を案内される。違う、そうじゃない。僕が行きたいのは浦和駅であって、南浦和ではないのだ。念のため南浦和駅じゃダメだよね?とスタッフに聞くと、そうですね、浦和駅ですね、とのこと。そりゃそうだ。

 埼京線に乗っていてもたどり着かないことが判明し赤羽で湘南新宿ラインに乗り換えようとホームを移動したら、線路内への人の立ち入りだかなんだかで、ダイヤが乱れているらしい。困った。で京浜東北線にこれまた切り替えて、とかなんとかしていたら、ちょいと遅れて到着。のんびり本でも読んでいこうと思っていたのだけど、それどころではなくなってしまった。

 浦和はうなぎが有名だそうで、やなせたかし先生が浦和うなこちゃんと言うキャラクターも作っているらしい。と言うわけで、昼食にうなぎを食す。おいしい。久しぶりに米をたらふく食べたら腹が重い。

 カバンの中でドラクエウォークを起動しっぱなしにしていたら、埼玉限定モンスターを倒していた模様。これも地味に嬉しい。

 高殿円『上流階級 富久丸百貨店外商部』を読んだ。事ほど左様にお仕事でも御付き合いのある業界なので、その舞台裏が垣間見えるだけで楽しめる。最近3巻が出たらしい。

 有名な百貨店用語に「呉宝美』という言い方があるが、これは呉服・宝飾・美術品を指し、かつては各店の大きな売り上げを占めていた。
高殿円『上流階級 富久丸百貨店外商部』P.152
 かつて服装に関する無関心は自殺に等しい、とバルザックは言ったらしい。
高殿円『上流階級 富久丸百貨店外商部』P.175


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