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カナダのゲーム制作の現状

カナダのゲーム開発の規模

世界で一番ゲーム開発者の多い国はアメリカです。新しい数字が見つからなかったのですが2017年調べで約6.5万人がゲーム会社で雇用されています。それに対してカナダは2019年調べで約2.8万人がゲーム会社で雇用されています。2017年調べの約2.2万人とくらべてもアメリカ約1/3の規模でゲーム開発が行われてます。カナダの人口がアメリカの1/10なのを考えると結構すごい事です。(日本の開発人口とも比べようと思ったんですけどCESAはこの辺の情報をネットに載せてないのでわかりませんでした。知ってる方がいれば記事に加えるので教えて下さい!)

どんなゲーム作ってるの?

売上からするとUbiソフトのモントリオールのアサシンクリードやファークライ、BiowareのMass EffectやDragon Age、EAバンクーバーのFifa、あたりがランキングの上の方をしめます。インディーゲームの開発も盛んでCuphead、Celest、Guacamelee!なんかもカナダのスタジオで制作された物です。その他にもRockstar Toronto、 WB Montreal、 Microsoft Vancouver、2K cloud chamber等サードパーティーのメジャーの大半はカナダにスタジオを持っています。まだゲームは発表されていませんがGoogle Stadiaのメインゲームスタジオもモントリオールに去年設立されました。

どの辺で作ってるの?

カナダのゲーム業界の大半はモントリオール、トロント、バンクーバーの3都市が中心に行われています。モントリオールのあるケベック州が最大で1.3万人程ゲーム業界で働いてます。その次がバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州で約7000人、そのあとがトロントのあるオンタリオ州が約5000人、その他の州で約2500人程です。

ちなみに参考にした資料はこちらです。

http://theesa.ca/wp-content/uploads/2019/11/CanadianVideoGameSector2019_EN.pdf

https://www.theesa.com/wp-content/uploads/2019/03/2017-EIR-National-Report.pdf

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