退職の挨拶で「どこに行ってもやっていけるよ!」と言われた話。

第二子の産休・育休+コロナ禍を経て、新卒から10年以上務めた会社を退職し、転職を決めました。

先日、退職の挨拶に会社へ行ったとき、同僚、先輩から口々に「どこ行ってもやっていけるよ」と声をかけてもらいました。(上司陣からは「残念だ」の方が多かった。)単なる激励の挨拶、社交辞令という面もあると思いますが、その言葉を聞きながら『どうしてそう思うんだろう』『どこでもやれそうに見えるのかな』『そこに私の強みがあるのかも?』と頭の隅に残りました。

どこでもやっていけそうな人とそうじゃない人。その違いは、それは自分がどうしたいかを知っていて、そのための選択をしている人。自分の人生を自分の足で歩いている人ですよね。

今回退職するにあたり、会社に対して、退職に至るまでの気持ちや決断の理由をオープンに伝えていまいした。転職先を内緒にすることも多いそうですが、近しい業界のためそれも伝えました。さらに人事に対して人事制度の改善案も提出。会社やそこで働く人たちがとても好きでこれからも会社が発展してほしい、そのための恩返しになればと思ってのことです。退職する人にしか言えないことってたくさんありますよね。

いろいろ考えて次に進むことが伝わった結果「どこでもやっていける」につながったのかな。これが子育てや体調不良など自分でコントロールできないことを理由にやめる、または明確な理由もない場合は、違った反応だったと思います。

18年の神戸大学と同志社大学による「幸福感と自己決定―日本における実証研究」によると、幸福度には所得や学歴よりも【自己決定】が強く影響しているそうです。幸せに生きるためには自分で決めることが大事なんですね。やらない後悔より、やった後悔。実際私も今回の転職で、自分の人生を取り戻したようなすがすがしい気持ちでいます。

(年齢で区切ると35~49歳で一度落ち込み、50歳以上で大きく上昇しているのが興味深い)

また東洋経済のこんな記事も。「生活を自分で管理できる機会が与えられて初めて、人は幸せを感じることができる」そのためにひとつ「ボランティア」が提案されています。自分のスキルを活かしたボランティア活動「プロボノ」がもっと知られるといいなと思っているので、今度まとめてみようと思います。

(今回のアウトプット時間:60分)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?