2022年7月に読んだ本
『東京四次元紀行』 小田嶋隆著
6月に亡くなったコラムニストの小田嶋さんが初めて書いた小説で、これが最後の作品だと思われます。コラムはいつも秀逸で、では小説はどんな感じなんだろうと楽しみにしていたところ、あまりにもおもしろくてビックリしました。あれだけの文章を書く人だからビックリなんて失礼なんだけど、本当におもしろい内容です。2022年5月に書かれたあとがきに
とありました。もっと早い時期に…というのが小田嶋さんの素直な思いとして伝わってきて、とてもとても切なくなりました