日本の食について考える。
とても興味深く、そして元気が出る記事だったのでシェアします✨
俳優の山田孝之さんと松山ケンイチさん。
以前から、お2人とも俳優業の他に何か個性的な活動をされているなぁという印象を持っていました。
こんなにも日本の将来、農業のこと、食のことを考えておられるとは!!
特に山田さんのこの言葉を読んで、深い共感と自分が抱えていた漠然とした不安がスーッと消えていくような感覚を覚えました。
山田孝之さん活動されている「原点回帰」というサイト。
近い将来、必ず起きる災害や何らかの事情による食糧における危機。
防災に興味を持って自分で備蓄を始めてから数年経ちましたが、『お金を出して、ただレトルトの食品や缶詰めを買うだけで果たしていいのか?』という疑問点がふつふつと湧いてきました。
それよりももっと根本的な、“食べ物を作る”ということの方が大事なんじゃないか?と。
ここ数年、異常気象による自然災害が後をたちません。
そして被害を受けるのは都市部ではなく、必ず自然の多い地域です。
私たちが普段スーパーで買っている野菜やお米を作ってくださってる地域です。
ニュースでそういった地域が浸水している状況を見たり聞いたりしても、スーパーに綺麗に食べ物が並んでいるのを見ると、どこか知らない世界で起こっていることのように感じている人は多いのではないでしょうか。
かく言う私もその1人です。
当たり前のように食べ物が手に入る時代は、そう長くは続かない。
そのことを不安に思いながらも、『自分で食べ物を作るなんてどうすれば・・・』と悶々としながら東京で暮らしている現状です。
ちなみに、今日は生活クラブの配送日でした。
注文していたかぼちゃが入っていなかったので、明細を確認すると
「生育期の大雨で品質不良が多発したため」との理由で欠品したとの事。
その他の欠品も見てみると
・びわ:寒波による凍霜害と生育期の雨や急激な気温上昇で前進し、収量が減少したため。
・長ねぎ:春先の降雨不足により乾燥が続き、生育不足が発生したため。
・里芋:台風2号の影響による物流混乱により、必要数量を確保できないため。
とありました。
農家の方たちのお気持ちを考えると、かぼちゃが届かなかったことを嘆くなんてできないです。
山田孝之さんが畑を始められた理由は、
昨日、息子とアニメ「鬼滅の刃」を見ていて思ったんです。
『ご飯を炊いてお味噌汁を作るだけでもものすごい労力がいるんだな』と。
両親を一度に亡くした時透無一郎と双子の兄である有一郎。
2人で生活のために、毎日毎日重い丸太を運んだり水を運びます。
ある時、剣士になりたいと言う無一郎に兄は激怒してこう言います。
「米も炊けないような奴が剣士になる?人を助ける?馬鹿も休み休みに言えよ!!」と。
“米も炊けないような奴”と聞いて、現代の人はどう思うでしょうか。
昔の人が言う“米を炊く”とは、米を炊くための燃料である木を運び火を起こし、水を汲んできて炊く。
ホカホカのご飯を食べるまでにものすごい苦労があるわけです。
丸太を運び、水を運ぶシーンを見て『生きるとはこういうことだ』とふと思ったんですよね。
ご飯とお味噌汁だけでもものすごいご馳走だなと、心底思いました。
その翌日に見た山田孝之さんと松山ケンイチさんのこの記事。
『今すぐにでも何か育てたい。』という気持ちになりました。
“生きる意味”を見いだせなくなっている現代の人たちへ。
毎日1つでも、何かについて思考してみませんか?
そしてそれを何かの形でアウトプットしてみませんか?
自分の頭で考えて行動する。
大事なことを人々は忘れかけているように思います。
今日からぜひ!!
今日も読んでくださりありがとうございます😊
また明日、ここででお会いしましょう♡
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