見出し画像

なぜ人はこんなにも忙しいのか?

なにおれさんがInstagramのストーリーズで絶賛されていた、稲垣えみ子さんのご著書『家事か地獄か』。

今朝Amazonで注文したので届くのが楽しみ!!

マガジンハウス書籍編集部さんのノートで“はじめに”の部分が全文公開されているので読んでみたら、期待度がかなり高まりました✨


なにおれさんがこの本をおすすめしているのを知ったのもまさにタイミングだなぁと。

なぜなら、家事について少し悩んでいたからだ。

家事をすることは嫌いじゃないし、むしろ好きな方。
だが、時間がなくて追い詰められている時は家事が辛くて嫌いなものに変化する。
家事は時間があってこそ楽しいのだ。

この効率重視の世の中において、いくら頑張っても1円のお金も稼げず、世間に評価もされず、だがそうはいっても結局は誰かがやらなきゃならず、しかもやってもやっても終わりがないとなれば、これはもう何かの罰のよう。私が一体何をしたというのかと呪われた人生に抗議したくもなる。

稲垣えみ子『家事か地獄か』より

とにかくシンプルに、家事を最小に済ませたい仕事の日。
念入りに掃除をして、色んな日用品の補充をする休日。

効率よく、計画的にしているつもりでも突如、
娘『今日からプールが始まるから1dayのコンタクトレンズがいる!』(ラスト1枚を使い終わった後に言う?)

息子『三者面談の希望日とサイン、あと保護者会の出欠表、あと・・・』(どんどん出てくる学校からのお便り。そして7月の予定もどんどん埋まっていく)

『お母さんの時間をどんどん奪っていかないで!!』と思わず喉まで出かかった台詞をなんとか引っ込めて、ため息とともに予定を立て直す。

『アイシティ(コンタクトレンズショップ)と眼科の予約しなくちゃ💦今日行けるか?いや無理だ。明日の予定は・・・』などと考えながらコーヒーをドリップして、淹れ終わったフィルターを洗っているとハッ!!と気がついた。
なぜかたっぷりと注がれたコーヒーをシンクに置いて、その横でジャバジャバとフィルターを洗っていたのだ。
イヤフォンでvoicyを聴きながら頭で必死に考え事をし、洗い物をするとこうなる・・・。

『なぜこんなにも忙しいんだ?』

という疑問が頭に浮かぶ。

そんな私に手を差し伸べるかのように舞い降りた、なにおれさんのストーリーズ。
「家事か地獄か」。


“豊かな暮らし”を求めて外へ稼ぎに行き、家で“心地よく”過ごすために一生懸命掃除をしたり片付けたりして部屋を整える。

ずっと、お金を稼ぐことと、そのお金で素敵なものを買うことが忙しくて、家事はいつでも後回しだった。
(中略)
よく考えたら、私は必死になって豊かな暮らしをするべく頑張っていたのに、なぜか頑張るほどにその目標はどんどん遥か彼方に遠ざかっていく一方だった気もしてくる。
それが会社を辞めて、お金を稼ぐ時間も使う時間もグッと減ったとたん、忙しさもモノも減り、家事は急にとてつもなくラクになった。これまでの家事の労苦を100とするならば、1くらいの労力でこなせるようになったのだ。ってことで、毎日ちゃっちゃとその「ラクな家事」をして、毎日ちゃっちゃと「豊かな暮らし」を簡単に自給して生きている。

この部分を読んで目からウロコ😳

週に4日、1日当たり5000円程のお給料を稼ぐためにパートに出ている私。
そんな生活がもう8年。
果たして豊かになっただろうか?

「働く方がもしかしてコスパ悪いんじゃ・・・」と心のどこかで思いながらも、そこには蓋をして働き続けていた。

けれど年々、目まぐるしい忙しさに息切れを感じているのも事実。
巷には便利家電が溢れ、オンラインショッピングも充実。
なのにこんなにも時間がないのはなぜだ?
と疑問を持つ人は多いはずだ。

広すぎる家や多すぎるモノなどは、せっかく手に入れたラク家事を大変にしてしまう「不幸を呼ぶ原因物質」にしか見えなくなった。そう考えたら、家賃とわずかな食費を稼げれば十分なのである。そう見定めたら目の前がパッと明るくなった。ずっと絶対逃れることができないと思っていた、お金がいくらあっても足りないという不安も、あれも欲しいこれも欲しいという際限のない欲望も、他人を羨んで焦ったり落ち込んだりすることも、つまりは人生につきものとあきらめていた巨大なストレスが一切ない人生が転がり込んできたのである。

なにおれさんやかぜのたみさんの暮らしに惹かれた理由はここにある。
マキシマリストだった自分を捨て、今は随分身軽になったが、家族がいるためまだまだ理想の暮らしには程遠い。

稲垣えみ子さんが「家事をすることで最低限のお金でラクに豊かに暮らす」方法を『家事か地獄か』の中で教えてくれる。
私にとっては理想の暮らしを実現するための指南書とも言えそうだ✨


今日も読んでくださってありがとうございます😊
この記事が少しでもお役に立てますように。
それではまた明日noteでお会いしましょう♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?