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ワーママ転職こそプロの手を借りよう|2度目の転職体験談*あかりさん後編

「小1の壁」を見据えて残業のない会社に転職したものの、社風や働く時間のバランスに苦労され、再び転職を決意したあかりさん。2度目の転職活動では、目標設定や書類対策、面接準備にミートキャリアのカウンセリングをフル活用し、2社から内定を得ることに。内定受諾を決断する前に3回目のキャリアカウンセリングを利用されます。

後編では、どんな風に決断をしたのか、コロナの影響も大きい中、諦めずに半年間活動を続けられたた原動力は何だったのか、そして新しい会社に入社された今の気持ちをお聞きします。
前編はこちら

内定受諾前にカウンセリングで相談

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――――1社(A社)から内定が出て、もう1社(B社)が最終結果待ち。最後の決断をする場面で、3回目のカウンセリングを受けられました。この時はどんな状況、お気持ちだったのでしょう?

B社はレファレンスチェックの段階まで来ていたので、2社から内定が出そうという状況でした。自分1人だったら先に内定が出たA社にふらっと行っちゃいそうでした。でも、もうB社の方が志望度は高かったんです。だから、志望動機や面接対策もしてもらったキャリアサポーターさんに第3者として聞いてもらい、自分の気持ちを明確にしようと思いました

実際すごく迷っていました。A社はどちらかというと待遇面、B社は仕事内容に魅力を感じていました。A社はすぐにキャッチアップできそうな仕事内容の割に給与が良く、職場も近い点が魅力的でした。B社は前職と非常に内容が近く、経験を活かしてやりがいもありそうな分、先方の期待も大きく、成果が出せるかという点が不安でした。

カウンセリングで「どっちに行っても後悔する気がする」と正直に話したところ、「だったら後悔しそうなポイントを比べてみたら」と提案してもらいました。
A社はすぐに仕事に慣れてしまい、物足りないという点で後悔しそう。B社だったら仕事で成果が出せなくて後悔しそう。後悔するポイントを比べたところ、A社は自分では変えられない点、B社は自分で変えられる点だと気づきました。ならば、B社で仕事で成果を出せば後悔しないんじゃないか?という発想に行き着き、仕事内容重視で決断しました。

「後悔するポイントを比べる」というのは、自分にはない視点でした。おかげでB社を選ぶ理由が腹落ちしました。また、A社の返事を待たせる方法も教えてもらい、無事にB社の内定が出てからA社を辞退し、B社の内定を受諾することができました。

2社の内定どっちを受諾する?
A社
(魅力的な点)すぐに慣れそうな仕事内容の割に給与が良く、職場も近い(後悔しそうな点)物足りなくなるかもしれない
B社 
(魅力的な点)前職と非常に内容が近く、経験を活かしてやりがいもありそう
(後悔しそうな点)先方の期待も大きく、成果が出せるかという点が不安
         ↓
後悔しそうな点を比べると…?
A社 自分では変えられない
B社 自分で変えられる
⇒ B社で自分が成果を出せば後悔しないんじゃないか? ⇒仕事内容重視で決断


――――応募を始めてから内定まで、約半年。あかりさんが諦めずに進めた原動力は何だったのでしょう?

考えても結論が出ないなら行動してみる、です。私の場合、気になった人にtwitterでDMをする、キャリアカウンセリング受ける等、何か行動することで次のステップが明確になりました。

私の1回目の転職は結果として成功とは言い難いものでしたが、最初の一歩を踏み出したことは無駄ではなかったと思います。その1回目の転職がなければ、現職への転職も叶わず、1社目でずっとマミトラと長時間労働でモヤモヤしていたと思うからです。

ワーママ転職こそプロの手を借りよう

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――――コロナの影響もある中、働き方にモヤモヤしながらも、今動くべきなのかと迷っていらっしゃる方もいると思います。

私も今回の転職活動には迷いがたくさんありました。
前職は「今すぐにでも辞めないと精神が持たない」というわけでもないし、頑張ればもう少しは続けていけるかもしれない。上の子がちょうど1年生になるタイミングだし、休校も決まり、学校もどうなるかわからない。コロナで求人も少なくなっている。もう少しこのまま様子を見たほうがいいかもしれないという迷いがありました。

でも、様子をみてその先に何があるのかと考えたときに、私に今の仕事を続ける気持ちがないのなら、結局今のモヤモヤした状態を引き伸ばすだけなのではないか、だったら、1日でも早く動いた方がいいのかなと思いました。私は今回の転職活動を通じて「何事も始めるのに遅すぎることはない」と実感しました。

転職活動は時間もエネルギーもいります。特にワーママは日々の家事、育児、仕事でただでさえ時間がないので、本当に大変だと思います。そのような方こそ、プロの力を借りて転職活動を進めることをお勧めしたいです

朝の時間に余裕が生まれ、子どもを見送れる生活に

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――――そして、今、新しい会社にご入社されたばかり。仕事の感触、仕事と生活バランスの満足度はいかがですか? 

新しい会社は8月から出社しています。一社目での経験や知識を振り返りながら、キャッチアップしているところです。
実働時間は7時間40分から8時間へと伸びましたが、通勤時間が少し減ったので、帰宅時間はそれほど変わりません。逆に朝の余裕ができたので、小学生になった子どもを余裕をもって見送ることができ、助かっています

子どももコロナ禍の中、休校や分散登校でなかなか学校に慣れなかったのですが、最近になってやっと学校と学童に一人で行けるようになりました。私自身が新しい環境に飛び込むことによって、「新しい環境に慣れるって大変だよね」と子どもに対しても寄り添う気持ちを持つことができました。

職場は正直なところ、働きやすさ100%という感じではなく、仕事のやり方なども課題はいろいろあります。でも、あえてチャレンジングな道を選んだ自分の初心を忘れずに、「自分で変えて行く、次につながる経験を積む」気持ちでやっていきたいと思っています。
行き詰まったらまたカウンセリングなどでお世話になるかもしれません。

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ユーザーさんのインタビューを前編・後編に分けてお届けしました。3回のカウンセリングの使い方や、カウンセリングを受けてどんな変化があったのか、参考にしていただけたら幸いです。

あかりさんのインタビュー前編はこちら

マミトラや転職の軸づくりにお悩みの方へ

ミートキャリアには会社員として育休復職や時短勤務、転職活動を経て自分らしい働き方を模索したキャリアサポーターが多数在籍しています。キャリアの悩みやモヤモヤをお気軽にご相談ください。現状の課題や不安を整理し、解決まで伴走します。

転職に向けてじっくり自己分析したい方へ

主に30代からの社会人を対象に、キャリアサポーター(カウンセラー)と1対1でメール形式のワークを通してやりたいことや強みを見つけるプログラムです。3カ月週1本のワークとキャリアカウンセリング1回がセットになっています。

※2022.2 テキストプログラムは「大人の自己分析プログラムに生まれ変わりました。注釈を追記しました。

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