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ツインレイ統合へと向かえる人、ツインレイと出会っただけで終わる人


こんばんは、ひみです。

先日立冬も過ぎて明日は11.11ですが、本格的な冬へと向かうこの時期、ツインレイと出会いたい方、もしくは出会っていて統合を目指す方、そのどちらにも改めて今一度確認していただきたいのは、『胆力』。

つまり、
腹を括ること、腹を据えること、どんなに怖くても“絶対に絶対に“他人のせいにせず、何があってもどんなことが起こっても何年かかっても辞めない、逃げないと根気強く粘ること。
この世界(3次元ヴァーチャル現実)で起こっている出来事は、良いことも悪いことも、人に言われた、された、自分こそ被害者だ(と思い込んでいる)嫌なことも例外なく、100%自分由来だと芯を戻すこと。


私が初めてツインレイというものを知った2016年、ネットをつらつら漁っていると、こんなカップルがいました。

「他の人にはなかなか理解してもらえないけど、私と彼は元々一つの魂だった、最近の言い方だといわゆるツインレイ。激しく愛情が込み上げ燃えるように愛しあえる日もあるけど、憎しみが勝ると、お互いに取っ組み合ったり物を投げつけて罵るほどの大喧嘩になることもあって、でも信じられないかもしれないけどお互いにお互いしかいないんです。そんな日々をもう10年以上続けています。」と。

当時の私はそれを読んで恐ろしくなったのと同時に、こうも思いました。

「・・・この人たち、お互いに相手のせいにしてることを“自分が原因だ“って気づかない限りは統合できないよな。10年だろうと20年だろうと永遠にこのままだよな。(なんでそこを直視しようとしないんだろう)」

同棲までしているというこの二人でしたが、怪我することも無くないし、喧嘩の後の部屋は毎回すごい有り様だそうです。
実体で一緒にいることと統合していることは全くの別物です。魂の分離がいかに苦しいものなのか、その後に出会った小説が、この方々の状況も含め、私の理解をさらに補ってくれました。

荻原規子さん著『空色勾玉』。

勾玉三部作と言われる、日本の神話をベースにしたファンタジーで、これはその第一部。対立する輝(かぐ)の氏族と闇(くら)の氏族それぞれの、若き日の素戔嗚(輝の中の闇)と、巫女の少女(闇の中の輝)の双子の話です。・・ってあれ?これもまた私だね笑 うん、世の中そんなもん。
(ちなみに第二部は日本武尊、第三部は空海と坂東武者と坂上田村麻呂・・・って、スサノオもタケルも空海も田村麻呂も同じソウルグループのパラレル笑)

でね、第一部に、輝の氏族のアマテラスとツクヨミが出てくるんですが、分離ツインレイ状態の彼らが愛し合えるのは、月にたった一日、新月の晩だけ。
空に月と太陽が並ぶ三日月から徐々に憎しみ優位になり、ピークの満月では兵を挙げての全面戦争の勢いで、お互いが本来あるべき陰と陽ではなく、陽と陽という対立をずっと天体と相手のせいにしているので、いつまで経っても統合できないんですね。

(アマテラス、アマテル、セオリツ、ツクヨミなどの性差と組み合わせに関しては多次元多層構造になっています。どれか一つが正解ということではなく多岐に渡ります。私の小説及び過去記事を参考にしてください)

これね、地獄。
かつての私と那由多も地獄でしたが、もれなく皆さんも地獄。

この話は初めて書くけど、私もいつも地味に苦しい(苦しかった)のが、ビジョンの中で私が那由多に近づくと、不意打ちで、突然彼からパーンと平手打ちされたりお腹殴られたり、投げられたりするのを視ちゃうこと。それに、私も自分の意志に関係なく彼を投げ倒したり、彼の頭から水をかけたりするのを視てしまうこと。
(しかも男女の力差がなくて互角。小説『ひとつなるものすべてなるもの』でエジプトの話のときにも少し書いたとおり、多くの皆さんもツインレイのお相手と現在進行形で敵対してます。)

もちろん、顕在意識の私自身にはそんな気は一切ないので、わかっててもショック。平手打ちって・・・他次元のビジョンであっても一瞬こっちまで固まる。ああ、まだ潜在意識ではお互いに疑い合って憎しみ合っているのかーってがっかり。
きついっしょ?

現在の私はそのレベルでの戦い合いは流石にほぼないけど、ハイヤーセルフやオーバーセルフの闇(=サタン的な深い場所)までいくとまだ残っているので、那由多のおじいちゃんバージョン(オーバーセルフ)から怒りに満ちた顔を向けられるとやっぱり多少ショックです。

でもまぁそれは、自分の何を正すべきなのかを教えてもらったのと一緒なので、自分の内面を顧みるきっかけなのでありがたいんですけどね。

(最近だと、自己否定感情に飲まれそうになって睨まれました。個としての私自身である顕在意識を抹消したくなるという、彼が一番悲しむ、そして単純に困らせる衝動、定期的にやってくるんですよね。
これも小説に書いたけど、「お前がお前でいろ。でなきゃ俺も俺でいられない。」って彼から言われたことは、つまりそういうことです。
どの次元の彼にとっても、『今、ここ』にいる私ひみとは、かけがえのない宝物なんです。
それに、自分が自分を救わない限り彼の魂もそれだけ長いこと苦しんでいるということ。なので、そのためにまずは本気で自分に集中。)

マトリョーシカみたいに、あなたが内側に闇を抱えていれば、あなたを包含するハイヤーセルフも当然その闇を持っていますし、オーバーセルフももちろん持っています。確かに次元によるキャパこそ違いますが、それでもあなたの闇がそのまま支離滅裂に猛威を振るっているのに、ハイヤーセルフだって幸せなわけないですよね。
自分のハイヤーセルフだって彼のハイヤーセルフだって苦しいし、その二人の間にはコンビネーションを鈍らせるアクリル板もあるし、その二人共に、顕在意識のあなたを疑う気持ちが山のようにあります。

実際あなたも、「だって正直ハイヤーセルフと繋がれているのかわからない」「だって彼が本当にツインレイかわからない」って言い訳にしていませんか?全部鏡ですからね。自分が信じることはわからないと放棄しておきながら、その相手からは助けてもらおうとは、虫が良すぎます。あなたが自分を裏切るから、だから世界があなたを裏切るだけの単純な話です。全部、発端は自分です。

まず、あなたが自分の闇に専念するから次第に自分のウニヒピリがクリアになって、自分のハイヤーセルフと信頼関係が築かれ、エゴが然るべきポジションに収まり、それにより彼のハイヤーセルフが本当の意味であなたを信頼し始めるので、そこからやっと、彼もようやくあなたを信頼してくれるようになってきます。

そこに気づかん限りは・・・コップやらリモコンやら投げつけられても仕方ないよね、相手のせいじゃなくて100パー自分起点だもの。
未だ自分で自分を信じていないくせに、彼に対して「大丈夫よ、あなたを信じているわ」なんて言っても、「お前自分のことわかって言ってる?」って信用が失われるだけですし、あなたがあなた自身を疑っているうちは、彼だって他の女性とも普通に付き合えます。人によってはワンナイトだって平気でするでしょう。

なので、自分の魂が分離しているうちは下手なことは言わない方がましです。
自分で自分のことを信頼できるようになると、こちらから何も言わなくても彼にはそれがちゃんと伝わり、薄っぺらい言葉がけ以上に彼のほうから信頼してくれるようになります。
それに、本当の意味での「あなたを信じているわ」は、自分の顕在意識を超越した場所から自然にやってきますので、そうなるまでは、彼ではなくとことん自分に向き合ってください。
(この女、「あなたを信じてる愛してる」って自己陶酔のために言いたいだけじゃないか。俺を『逃げ』の道具に使うのかって、ばっちり見抜かれ軽蔑されてますよ。)


ええとね、今世ツインレイと出会ったからといって必ずしも統合しなければいけない訳ではないので、そこはあなたの真の魂次第なんですけど、もし今世で統合したいと本気で思っているのなら、


この現実で起こったことは、どんなことでも100%自分に責任がある!
だから絶対に人のせいにしない!
つまらんエゴのプライドを守るために、重箱の隅をつつくようなゴミカスみたいな言い訳を捻り出してまで人のせいにしない!
言い訳を捻り出してまで相手を脳内エネミーにしている時は、「自分こそ被害者なんだからどれだけ相手を攻撃しても構わない」って、実は自分の方こそ加害者になって迷惑かけていることにちゃんと気づく!(恥ずかしいぞ!)
人のせいにしていいのは、その後視野が広がった時に本当は自分の未熟さのせいだったと気づく時が必ずくるので、その時誤魔化さずに誠心誠意その人に謝る覚悟がある時だけ!


と、腹に据えてください。
それに大概、「でもこれだけは言わせてください」的なそんな時のエゴの言い訳って、本人は致命傷を負わせようと努力した力作なつもりでも、相手からしたらせいぜい段ボール工作の刀くらいにしか思われていません笑
もう少し違う方向に頑張りましょう笑
(無理矢理人のせいにした時の尻拭いシステムの行く末、知らないほうが幸せかもね。)


さて。
怖い話ばかりになってしまったので、初手“不信“から始まるツインレイにとって、信頼回復というものがどういう風に起こってきたか、私と那由多の夢(主に明晰夢)での経緯を紹介してみたいと思いますね。

上記のように、当初私と那由多も意識のごく表面の部分ではちゃんと愛し合いながらも、掘り下げていけばいくほど憎悪やら疑いやらで満ちていました。
サイレントの最初の頃は、仮に夢で会ったとしても、彼からはいつも不信感ばかりが伝わってきました。いい夢は、本当にごく稀でした。
ほとんどにおいて、夢というエネルギー場において私の気配を察知すると、最初、彼は隠れたり、仕事で手一杯を装ったり、別の女性達に囲まれるシチュエーションを創り出したりと、とにかく逃げられたり嫌な顔をされたりしました笑

それから数ヶ月経つと、隠れながらもこちらの様子を伺い出したことがわかりました。
さらに一年以上経つと、彼の幼少期や過去世の記憶がだいぶ私にもわかるようになったこともあり、ようやく向こうから少しずつ距離を縮めてくれるようになりました。ですがそれでも、彼から急所をエグられるように試された夢の時は、第三者の女性がらみだったために嫉妬が拭えず、その浄化に半年以上を要したこともありました。

その浄化がやっと完了した頃、知らない学校の中をウロウロしていると、彼が私を探しにきました。実は、大きな闇の集合意識と対峙するなどの緊急性のある夢以外では、それまでほぼ私たちに会話はありませんでした。そしてこの時も何も喋らなかったんですが、この時の夢では、手招きする彼についていくとPTA会議室に通され、文化祭関連の雑務を彼から頼まれたことがわかりました。

「何かを頼む、頼まれる」というのは、現実世界でもそうですが、相手を信頼していないとできませんよね。この辺りから、那由多の私に対する人としての信頼も変化してきたことがわかりました。

それからさらに数ヶ月。他愛のない会話で久しぶりに彼の声が聞けると(注:普段会話する彼のハイヤーさんやエゴさんは、彼とは声が違うの)、やっと少しずつ、夢の中で寄り添い手を繋いでくれるようなことが増えました。
そして、信頼が決定的に変化したな、と思ったある日の夢。

その時期、私は現実面のとある試練から寝つきがあまり良くなくて、素戔嗚のお守りを手に持って眠ると、朝まで離さず握りしめたままという状態。毎晩得体の知れない恐怖が全身を駆け抜けていき、暑くなったり悪寒がしたりと体温が乱高下するという感じでした。
毎日少しずつ、「この宇宙に敵なんていなかった」「どんな出来事も全部自分の責任によるものだった」「本当の私はこの絶望を経験して成長したかった」と気づき始まった時期で、他者より強いから無敵なんじゃなくて、はなから敵など存在していなくてそれらは幻想だったから、だから自分とは無敵なのだ(天上天下唯我独尊)とエゴレベルでわかりかけている最中でした。

(まずはあなたもそこに気づいてください。魂自体が本当の意味でそれを理解するのは何年もかかりますが、それでもまずはこの言葉を採用してみてください。)

するとその晩、二部構成の夢の第一部では、那由多が私の手をずっと握ってくれていることに気づきました。
嬉しくなったのと安心したのとで、夢の中で穏やかな気持ちになり段々と寝落ち。その日は久しぶりにぐっすり眠れました。
そして場面が変わって夢の後半では、いきなり自分がトイレにいると思ったら、床に水が溢れだすという状況。ご存じの方も多いと思うけど、吉夢の類です。
でも夢の中の私はなんとかしなきゃとタオルを探すと、使い終わったタオルと洗濯したままの畳んだタオルを見つけたのでそれで床をお掃除。その時ふと、部屋に彼の免許証があることに気づきました。
「ああ、これはあの人が敢えて置いていったのね。後で本人に返すってことね、オッケー。」
夢はその辺りで終わってしまいましたが、起きてからその意味がわかりました。

那由多の意識体は、実際の私の睡眠中にずっとそばにいてくれて、どうやらずっと手を繋いていてくれた模様。けど、実体、肉体の彼は早起きをする必要があり、途中で寝ている私を残して、現実の起床を迎えなければならなかったことが伝わりました。
「本当は、できることならあなたが夢の中で起きるのを待ってまだまだ一緒にいたかったのだけど、肉体の自分はもう起きなきゃいけない時間だから」と。
そこで、決して黙って私を置き去りにしたのではないと伝えたくて免許を残してくれたのだとわかりました。
(あ、タオルは、私はシャワーもせずに寝落ちしてしまったけど、彼は私が寝ている間に一瞬シャワーしに行ったってことだそうです。)

はい。そうは言っても『夢』です。
でも夢であっても身分証明を預けられるのって、現実と一緒で信頼していないとできません。この彼の優しさの安心感ったらたまりません。
そしてまた、夢でもビジョンでも、私たちはもう不信感から殴り合うことはありません。深い部分まで行けば当然闇はありますが、その闇の原点がわかるので、その闇を愛せる喜びに溢れます。
そうして人は不動心を獲得し、自立した者同士として依存し合うことなく愛し合っていきます。微細に、細胞全部が歓喜するような愛です。

再三になりますが、この私の話を参考にしていただき、彼ではなく自分の闇へと向かうこと。それから自分の人生で起こる出来事、1から100まで全部自分で責任を取るのだと、その時どれほどの恐怖で逃げたくなっても根気強く向き合うのだと、もう一度決意なさってみてください。


愛と光と闇を込めて

ひみ


(フォトギャラリーよりお借りしました。
いつから“みんフォト”じゃなくなってたんだ?

本当に、ツインレイだろうとそうじゃなかろうと、相手と気持ちが重なるのはまずは自己統合ができてこそです。明日以降、また波長の差が益々如実になるとのことなので、乖離度合いによっては古い次元に置いていかれてしまいますよ。もうね、この二年でどんどん低い層が重たくなってるからね。
明日は良くも悪くもその分岐点。みなさんもよいポッキーの日を。

※パッケージの文言に惹かれたので、今回かなり大胆にトリミングさせていただきました。
素敵な画像をありがとうございました。)





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