レスと不倫と私の死体
私が死んだのは、1月上旬であった。
残っていたのは、幾ばくかの信用だったのだろうか。
1月某日深夜1:38、自然に目が覚めた。目を開け上を見ると、夫がいじっているスマホが見えた。夫は隣でスマホを掲げていじっているが、内容がラインだかDMだか、とりあえず誰かとやり取りをしている様子であった。これまでにも疑問に思うことはった。仕事仕事と言われ、こんな時間に?深夜日付が回るまで帰宅せず、かと思えば夕飯は突然食べてきたと言われる日々。携帯に手をのばすと、「それは俺のだよ」と強く何度