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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/8/21号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①医療機関の倒産が再び増加 診療所、高齢化で厳しさ増す

医療機関の倒産件数がコロナ前の水準まで増加してきているようです。

実質無利子・無担保のコロナ融資「ゼロゼロ融資」の返済が8月以降にピークを迎えることもあり、他の業界も含めてこれから倒産件数が増えることが予想されています。

記事の中で、病院・診療所や調剤薬局などに医療用医薬品を販売している国内大手企業の支店長は、経営が厳しいと感じる診療所が増えているかどうかについて以下のようなコメントをしています👇

「増えていると感じる。医療の多角化(オンライン診療や自由診療)についていけないところが差をつけられている印象だ」
「建物や待合室を新しくしたり、病診連携や薬局連携など患者を集めようとする経営努力、つまり患者からの人気のある・なしが重要」

日本経済新聞

オンライン診療や患者さんへのアピールなど、これから医療機関が持つ機能を患者さんに積極的にアピールしていく姿勢が大切になってきそうですね。


参照元↓



②ジャヌビアGE単独承認、特許の盲点突いたか  訴訟の可能性指摘する声も

サワイグループホールディングス(HD)の傘下、メディサ新薬がMSDのDPP-4阻害剤「ジャヌビア」の後発医薬品承認を一社単独で取得しました。

この承認については特許延長の盲点を突いたもので、先発メーカーと後発メーカーの熾烈な戦いが垣間見えます。

今回承認に至った経緯として、MSD は一般名の「シタグリプチンリン酸塩水和物」で特許延長を出願し延長を受けていましたが、今回承認された後発品の有効成分名は「シタグリプチンリン酸塩」で、先発医薬品にある「水和物」が抜けていることで特許侵害を回避した可能性が指摘されています。

ちなみに厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課は、「無水物」でも有効成分は同じと認定しているため問題はなさそうです。

とはいえ、MSDが訴訟を起こす可能性もあるため、一社単独でジャヌビアの後発品の販売を無事に迎えることができるのか気になるところですね。


参照元↓



③新型コロナ 全国感染状況 前週比減少も“引き続き対策を”

2週続けて減少していますのでこのまま収束していきそうに思えますが、厚生労働省は「定点当たりの患者数は減少したものの、例年、お盆明け以降に感染が拡大する傾向にあり、今後も感染者数の推移には注意が必要だ。体調に留意し、引き続き、感染対策を行ってほしい」と注意喚起しています。

今回は多くの県で減少しています👇

【厚生労働省HP】2023年8月18日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について

お盆の医療機関の休診による影響もある為、実際の感染者数が反映されていない可能性もあり、次回の報告でも同様の傾向が見られそうです。

お盆の間、発熱外来の診療を続けていたクリニックでは発熱やのどの痛みを訴える患者が次々と訪れて、その7割近くが陽性だったとのことから感染の拡がりを実感されています。

まだまだピークアウトしたとは言える状況ではないのかもしれませんね💦


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①ニプロESファーマ


②陽進堂


③健栄製薬


④日医工


⑤ニプロ


⑥バイエル薬品


⑦久光製薬


⑧丸石製薬




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リフィル処方箋制度を浸透させようとする発言がしばしば出されている。
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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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