医療ヘルスケアの未来をつくるメドレーの広報とは?〜社外・社内・採用・グローバルまで幅広いコミュニケーションを行う広報組織を紹介〜
こんにちは、メドレー 広報グループの菅間です。
先日配信したnote「Dedign&Communication室インタビュー Vol.1 マネジャー編」では、メドレーの広報について、「メドレー広報のいま」「メドレーの広報として働くということ」「メドレー広報のこれから」の3つのテーマでお話ししました。
今回は、メドレーの広報組織について、メンバー紹介やインタビューを交えながらご紹介します。
※記事で記載している部門名、肩書、経歴は、執筆当時のものです。
デザインとコミュニケーションが一体となった広報組織
メドレーの広報組織「Design&Communication室」(以下、D&C室)は、デザインと広報が一体となり、社外・社内・採用におけるコミュニケーション活動に取り組んでいます。
メドレーは「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションの実現に向け、2023年の通期決算で「2029年に売上1,000億円」という中期目標を発表しました。
目標達成に向けて進めるステークホルダーとのコミュニケーション活動においては、デザインとブランディングが重要な要素であるという考えのもと、言語と非言語でのアプローチを組み合わせて、デザインというアウトプットを活用しながらコミュニケーションの最大化を図っています。
ミッションの実現に向け、専門性を活かしてチームで支え合う
D&C室は室長1名、マネジャー1名、メンバー4名という組織構成で、様々な経歴を持つメンバーがそれぞれの専門性を活かして広報活動を行っています。
前述の通り、D&C室ではコミュニケーションの対象領域を社外・社内・採用と大きく3つに分けてメンバーをアサインし、それぞれの担当領域をメインとして業務を行っていますが、グループ横断のコミュニケーション活動を担う組織として、全員参加の定例などで情報を共有したり意見交換するなど、連携しながらチーム一丸となって広報活動に取り組んでいます。
そこで、D&C室のメンバーに、業務内容や大切にしている価値観などについて聞いてみました。
社外広報
ー社外広報ではどのような広報活動を行っているんですか?
佐々木さん:
社外広報では、コーポレート広報と事業広報の大きく2つを実行しています。コーポレート広報はメドレーの認知拡大やコーポレートレピュテーションの向上を目的に、経営方針や経営陣のメッセージなどを社内外に向けて発信するほか、リスクマネジメントに取り組んでいます。事業広報では、事業に係る広報活動を通じて、事業方針・戦略、プロダクトの想いなどを様々なメディアを活用しながらステークホルダーに届けるマーコムとしての活動を行っています。
ー長い広報キャリアを持つ佐々木さんですが、メドレーに興味をもち、入社を決めた理由はどんなところにあったんでしょうか?
佐々木さん:
これまでのIT広報の経験を活かして世の中にさらに貢献できるような領域で仕事がしたいと考え、医療テックに絞って働く先を探していたところメドレーに出会いました。医療ヘルスケア領域の課題の解決に直結する事業を展開しているメドレーでは、提供サービスを通じて幅広い社会課題に直接的にアプローチできることにやりがいや面白さを感じています。
ーこれまで医療領域での広報経験はあったのでしょうか?
佐々木さん:
PRエージェンシーに勤めていた時にも医療領域での広報経験はありませんでした。医療領域は関わる法令が多く、専門用語が使われることもあるので、知見や業界経験がないと難しいと思われるかもしれませんが、メドレーでは渉外チームが政府動向や方針などを噛み砕いて社内に向けて迅速に情報提供してくれていたり、行動指針のひとつでもある「ドキュメントドリブン」により、過去の事例やトピックスなども時系列でドキュメンテーションされたもので追うことができるので、正しい情報をスピーディーにキャッチアップできる環境が整っています。
ーメドレーでは、グローバルでのサービス展開を目指し、2023年に米国で医療従事者向け採用システム「Jobley」のテストマーケティングを開始しました。グローバルでの広報活動はどのように取り組んでいますか?
深澤さん:
米国の現地法人「MEDLEY US」はワシントン州ベルビューにオフィスがあります。メドレーでは、グループ全体における更なる事業・組織の拡大を見据え、コーポレート機能を一元化する「ONE」という思想があり、私もグループ全体の広報機能を担うD&C室の一員として、USでの広報活動に取り組んでいます。PR代理店と企業広報双方の経験を持つ佐々木さんをはじめ、様々な領域における専門性を持つメンバーとノウハウを共有しながら取り組めるため、心強いと感じています。
ーUSで広報活動を行う面白さはどんなところにあると感じていますか?
深澤さん:
メドレーのグローバルへの挑戦において、米国での広報活動にトップと近い距離でコミュニケーションを取りながら取り組める点に面白さがあると感じています。
また、米国でゼロからメドレーやその米国事業、Jobleyのパブリックイメージ、ブランド作りに携われる点や、コーポレート広報、事業広報の両サイドに取り組める幅の広さも魅力のひとつです。
社内広報
ーインターナルコミュニケーションの本格稼働に向けて今年2月に入社された稲田さんですが、メドレーを選んだ理由を教えてください。
稲田さん:
大手ネット企業などで、長年に渡ってインターナルコミュニケーションに携わってきた経験を活かして、新たな会社で、社内に対するコミュニケーションの分野で貢献したいという想いがありました。
そんな中、1,000人の規模でグローバルにも挑戦するフェーズのメドレーが、インターナルコミュニケーションの強化を目的に新たにインターナルコミュニケーション組織を立ち上げると聞き、これまでの経験を活かしてゼロからインターナルコミュニケーションの組織を作れることにやりがいを感じ、入社を決めました。
ー内藤さんは以前から社内コミュニケーション促進のために様々な施策に関わってきましたが、具体的にどんなことを行ってきたのでしょうか?
内藤さん:
メドレーでは毎月月末に全社員が参加する「納会」というイベントがあり、そこで各部署の報告を行った後、オフィスで懇親会を行っています。このイベントは昔から行われているメドレーの文化のようなもので、毎月多くの社員が参加してくれています。
私は入社した直後にコロナ禍に入ったので社員とオフラインでコミュニケーションを取る機会がほとんどなく、オンラインでのコミュニケーションが中心でした。コロナ禍が落ち着いたタイミングで、代表の瀧口さんや社員からのリクエストもあり懇親会が復活し、広報チームの一員として企画や運営に携わることになりました。その中で、オフラインのコミュニケーションによってお互いの仕事内容や人間性を知ることができ、相互理解や関係性が深まることで仕事がより効率的に行えるようになるなど、対話を通じたコミュニケーションも重要だと実感しましたね。
また、懇親会には役員も積極的に参加していて、業務上ではあまり関わりがない人との接点の場としても活用されています。これからも社内コミュニケーションの活性化に向けて、様々な施策を実行していきたいと思います。
ー社内コミュニケーション強化に向けて、どのように取り組んでいきたいと考えていますか?
稲田さん:
メドレーのカルチャーを活かした、メドレーらしいインターナルコミュニケーションのあり方を発見し、実行していきたいと考えています。
先日発表した2023年の通期決算で、メドレーは2029年に向けてグループ全体で4,000人規模を目指していくと発表しました。会社の規模拡大に伴い、社内の情報伝達においては、必要な情報を必要な人に届ける、ということが重要になると感じています。
そのような将来像を見据えて、会社の規模が拡大しても、人や状況に合わせた適切なコミュニケーションが行える環境をまずは整備していきたいです。
採用広報
ー現在採用広報は波切さんがメインで担当されていますが、まずは採用広報を行うツールとしてどのようなオウンドメディアを運用しているか教えてください。
波切さん:
現在はnoteとコーポレートサイトの運用がメインですね。メドレーに関するコンテンツとして公開している情報を管理しつつ、定期的に更新していくことが目的です。直近は採用候補者の方が募集ポジションについてより良く理解してもらえるようなコンテンツを提供することを主題として、採用チームと連携して記事の作成やディレクションをしています。
ー今回新規ポジションとして「オウンドメディア戦略企画担当」を募集しているのはどのような背景があるのでしょうか?
波切さん:
メドレーが企業としてより良い事業を展開して社会貢献し成長していくためには、メドレーの考え方や大事にしていることを理解してもらい、採用活動を通じて多くの人にメドレーのミッションに協力してもらうことが必要です。
そのために自分たちの言葉で、自分たちの考え方を発信していくオウンドメディアはとても重要です。現在のコーポレートサイトとnoteはそれぞれ別の時間軸で実装されたものなので、メドレーに関心を持ってオウンドメディアに訪れてもらった際のUXはまだまだ完成されていないと言っても過言ではない状況ですね。この状況からコンテンツ戦略と体験設計を見直してオウンドメディアとしてアップデートしていくために、今回専任の担当者を募集しています。
コーポレートサイトやnoteは、ステークホルダーにメドレーという会社について知ってもらうための入り口になります。シンプルに「しっかりとした事業をやっているし面白い会社だな」といったポジティブな感情を持ってもらいたいですし、実際にメドレーの取り組んでいる事業や働いている人たちの想いがきちんと伝われば、そう感じてもらえると思っています。
ーメドレーでオウンドメディア戦略を担当する面白さはどんなところにあるのでしょうか?
波切さん:
これまで築いてきたコンテンツや根本にある会社としての考え方というベースは存在しますが、オウンドメディアとしてはリニューアルと言える規模で新しい世界観を構築していけるという点でしょうか。
メドレーがどういう組織で、どういう事業を行っているかを伝えるにあたって、採用候補者をはじめ社内外の人にどのように見られたくて、どう伝えるのか。オウンドメディア担当者のコアなミッションはブランドの構築と運用だと考えています。こういった仕事を面白く感じて楽しめる方に興味を持っていただけたら嬉しいですね。
一緒に働く仲間を募集中です!
D&C室ではこれからのメドレーの広報を一緒に支えてくれる仲間を募集しています。どのような人が向いていると思うか、どのような人と一緒に働きたいか、室長とマネジャーに聞いてみました!
波切さん:
メドレーの行動指針として「凡事徹底」という概念がありますが、細かい仕事1つとってもやり方を疑って改善していけるような仕事の取り組み方ができると理想的だなと思います。「とりあえずこういうものだから」という思考で仕事が進むよりは合理的であることを大切としたい思想があるので、細かい解像度でディスカッションしていけると良いですね。
佐々木さん:
メドレーのミッションである「医療ヘルスケアの未来をつくる」の実現は、長期的な視点で取り組む必要があります。全社横断のコミュニケーション活動を行う広報においても、単発的な成果を求めるのではなく、長期的な視点で取り組み、やるべきことに対してブレずに集中して取り組むマインドが大事です。
また、連続的に成長しているメドレーで最大限にパフォーマンスを発揮しながら成果を出し続けることは自己成長にも繋がると思うので、成長企業に身を置きながら自身も共に成長したいという意欲のある方には、ぴったりの環境だと思います。