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【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!|イベントレポート【後半】

▼まずは前半の記事をチェック!


まいまい:引き続き30名の参加者さんからの事前質問より、木田さんとイフミックさん、そして必要があれば医療ライターとディレクターの経験がある私がお答えさせていただく形で進行していきます!

質問①実績がないと依頼を受けるのは大変でしょうか?実績作りのコツは?

「【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!」の様子

まいまい:こちらは木田さん、イフミックさんいかがでしょうか?

木田:実績がなくとも最初から高単価の案件を受注するケースもありますので、案件によるというのが答えになるかと思います。
ただ、ランサーズ上でも実績を多く積まれている方が信頼されやすいというのは実際にあります。
実績作りのコツのひとつは、複数人数を募集している当選しやすい案件を選ぶことです。最近、複数人のランサーさんに一気に依頼ができる『複数人募集の依頼』というサービスをリリースしました。このサービスに該当する案件は検索で『複数人募集の依頼』にチェックをつけると見つけられますよ。

あとは、マイページに『足あと』という機能がありまして、どのようなクライアントが自分のプロフィールに興味を持って訪問されたのかが履歴として残ります。そういったクライアントに直接営業メッセージを送っていただいて案件に繋げられるような方もいらっしゃいます。

イフミック:私の場合は、誰でも書けるような化粧品のレビューで1つ目の実績を作りました。その次に、自分の経験が生かせそうなリハビリ関連のライティング案件で実績を作りました。それが継続案件になり、リハビリや医療関連など自分が書けそうな案件に応募を続け、少しずつ当選率が増えていきました。

質問②安定して案件を獲得するにはどうしたらいいでしょうか?

「【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!」の様子

イフミック:私は2015年2月に登録しましたが、登録月の収益は2,960円でした。2か月以降徐々に安定するようになり、翌年の4月に個人事業主として開業届を提出しています。苦労するかもしれませんが、継続案件をいくつか持てるようになると収入が安定してくると思います。継続案件を何件か持ちつつ、スケジュールの余裕をみて、さらに案件に応募するという形で徐々に収入を増やしていきました。

まいまい:最初はコツコツ続けること、そして継続案件獲得を目標に信頼を積み重ねることが大事ですね……!

質問③医療ライターをするために薬機法関連の資格は必要でしょうか?

「【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!」の様子

イフミック:私は薬機法管理者の資格を取得していないんですが、医療関連の記事を書くにあたり、薬機法や医療広告ガイドライン、景品表示法も含めて知識として持つことは非常に大事だと感じています。
美容・ヘルスケア分野の依頼や問い合わせは、実はとても多いです。案件獲得の幅を広げたい方、LPの案件など受注したいという方は、薬機法管理者やYMAA認証マークなどの資格を持っていると、強みになり受注しやすくなると思いますね。

まいまい:美容系や化粧品・健康食品分野でお仕事を増やしたいという方は、化粧品検定や管理者、YMAAマークなど取得されている方が多い印象がありますね。医療ライターとして活躍するために必須というわけではないけれど、クライアントに安心していただける要素になると思います。

質問④医療ライターにおいて、専門薬剤師を持っていることはメリットになりますか?

「【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!」の様子

まいまい:こちらは薬剤師ライターをしていました、私からお答えさせていただきます。
医療ライターさんが主に執筆する記事は、病気や薬、健康関連が多いですよね。先ほどの木田さんがおっしゃっていたように、ニッチな強みを持っていることは、刺さるところにはめちゃくちゃ刺さるなという体感があります。専門の種類によっては、そもそも発信しているメディアが希少であるため、クライアントを見つけるのが難しいかもしれませんが、もしその専門性を求めているクライアントに出会えたら、他のライターとの差別化や強み、単価アップに繋がると思います。

質問⑤医療ライターをするために国家資格は必須ですか?

「【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!」の様子

木田:ランサーズには、国家資格を持たれてない方でも医療ライターとしてご活躍いただいてる方が結構いらっしゃいます。
すべての案件に国家資格が必要というわけではありません。私の知る限りでは、医療系営業職の経験を生かして仕事をされている方がいらっしゃいました。国家試験に縛られず、ご自身の知識や経験が生かせる案件を探していただければと思います。

まいまい:医療ライターは国家資格を持っていないとなれない職業ではないので、国家資格持っていない方や医療のバックグラウンドがない方でも大活躍されていらっしゃる方を何人も知っています。
ただ、国家資格があると資格名が提示できたり、自分が医療現場で働いてきた経験が書けたりする点で、SEOで重要な権威性や信頼性を高められるため、クライアントに喜んでいただけることが多いですね。

医療ライターとしての経験からお話しすると、医療事務の方の場合は、国家資格ではありませんが、診療報酬に精通する点で、診療報酬関連のSEO記事が書けたり、病院や薬局の経営者の方へのインタビューをする上で話がしやすかったりすると思うので、医療ライターとして求められる機会が多そうだなと思います。

質問⑥医療記事にこだわると応募できるところが少ないです。他ジャンルの記事も執筆すべきか悩んでいます。

「【ランサーズコラボ企画】医療ライターのランサーズ活用方法を徹底解説!」の様子

イフミック:医療記事も対応できるし、それ以外にも対応できるジャンルがあるライターさんは、案件獲得の幅が広がると思います。
私もライターを始めた当初は、医療以外に教育にも興味があったので、書きたいと思ったら積極的に応募していました。さまざまな記事執筆を経験していくなかで、自分はどんなジャンルや記事が書きやすいか、自分は何が合っているかがわかってきますので、いろいろな記事を経験するのも大事ですね。

まいまい:私も医療ライターを始めたばかりの頃は、自分の好きな旅系のライティングもしていました。初心者で案件獲得が難しい期間がありましたら、ジャンルにこだわりすぎずに「まず、Webライティングができること」を医療系クライアントさんに見せれるための実績作りをするというのも良いかもしれませんね。

▼参考:Webライターから医療ライターへ転身!看護師ライターおすしさん

イベントゲストから、最後に一言

木田:本日はありがとうございました。普段はクライアントである企業の方とお話しする機会が多いため、ランサーさん向けにセミナーをするのはとても新鮮でした。医療ライターの皆さんが普段からどういう疑問を持っているのか知れる貴重な経験となりました。

イフミック:本日、木田さんから教えていただいたパッケージの内容など、本当に有益な情報ばかりでした!パッケージも作りっぱなしにせず、世間のニーズに合わせて、戦略的にこまめに作り変えていくことが大事だと改めて感じました。

私は去年まで1人でひっそりとライターしていましたが、今年Medi+の講座を受けて、MediWebラボに入りました。コミュニティ内の医療ライターの皆さんと交流したり、インタビューの練習をする機会があったりして、1人のときにはできなかった新しい経験を積んで、ますます成長していきたいです。今回のイベントを生かして、さらに案件獲得を目指していきたいと思います。本日はありがとうございました。

▼医療×Webクリエイターの交流コミュニティ「MediWebラボ」
今回のランサーズコラボイベントアーカイブも共有中!

まいまい:本日は参加してくださりありがとうございました!
イフミックさんが卒業された「医療系メディアディレクション講座」、質問添削サポーターをしている「医療ライターのはじめかた」は、定期的に開催中です。最新情報は公式LINEから発信していますので、ぜひご登録お待ちしています!


イベントレポート作成:
薬剤師取材ライター/潮見ゆうかさん



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