防災の「自分ごと化」に必要な事とは?〜第3回放送後記事パート②〜
この記事は約3分で読めます
トーク② どうしたら自分ごと化できる?
空が好きで気象災害に興味があり、気象学を勉強するまほちゃんを呼んで学生議論が始まります。まほちゃんは宮城で経験した東日本大震災を、「地震により原発の事故が引き起こされることを想像できなかった」と振り返ります。おのしょーは自身の九州北部豪雨の経験の際、貯水池の決壊への対処を想像できなかったと反省の色を見せました。
続いて、災害対策が身近ではない人にもできることに焦点を当てた議論では「普段日常的に行っていることの捉え直し」という視点が示されました。具体例として
まとめ買い→備蓄
階段の使用→避難方法の心構え
大きめのモバイルバッテリー→充電の確保
部屋のスリッパ→窓ガラス等による怪我の防止
などが提示されました。
まほちゃんは自身の被災中の経験から、お菓子の備蓄をお勧めします。手を汚さずに食べられる上に、賞味期限の長さから備蓄が行いやすいためです。このように、「無意識に行なっていた対策から考えると、防災について考える扉が開けた!」とゆきは気づきます。無意識に行なっていた行動を、災害対策のための行動として意識的に行うようになった段階で、ようやく避難訓練の参加や知識を蓄えるというような備える意義に気づくようです。最後に、まほちゃんは「自然を正しく知って正しく恐れる」とのキーワードを挙げ、自然の両面性を知ることへの決意を新たにしました。
もっと!自分にもできる災害対策~ちょっと防災やってみた~
今回の放送を踏まえライターである私は、防災について自分がどこまで考えられているかを知るため、実際に自分が行なっている災害対策を振り返りました。いくつかの観点を示しますので、読者の皆様も一緒に考えてみてください。
□ 家族の電話番号が言える
□ radikoをインストールしている(「ケロケロ見聞録」をお聞きの皆さんは余裕でクリアできますね😉)
□ 現在居住地域の避難先を把握している
それぞれ、
□ 携帯電話のメモや連絡先保存の機能が使えない中、連絡手段を確保する
□ 情報収集の方法を確保できる
□ 実際に災害が起きたときに、早めの避難が行える
といった役割を果たすようです。
私の場合は、実家から離れて暮らす今、新しく住み始めた地域の防災マップやハザードマップを確認していなかったことに気がつきました。
家族や友達とピクニック気分で避難ルートと避難所、給水所を確認する「防災さんぽ」なるものもあるそうです💡
他にも、
□ 冷蔵庫の電源を切ってみる
□ 電気を消した真っ暗な状態で、懐中電灯を探す
□ 自分が日々使っている水の量を把握するために、1日水道からではなく汲み置きした水を使ってみる
など、災害が起こった時の状況を疑似的に作り上げ、シミュレーションを行なってみるという方法も有効かもしれません。家族や友達と行えば、楽しみながらできそうですね!皆さんもぜひお試しください🔦
参照:
https://www.jalan.net/news/article/465703/
まとめ
「ケロケロ見聞録」第3回となった6月放送はお楽しみいただけたでしょうか?
6月放送は隣り合わせの災害とどう向き合っていくかについてお伝えしました。
少しでも自分自身が災害対策に取り組む姿勢をイメージして頂けたなら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
SNS展開
noteの他にも、Twitter、Facebook、Instagramから、ラジオ番組「ケロケロ見聞録」のお得な情報を発信中!第3回放送のダイジェストや番組で取り上げられなかったお便りはPodcastで聞くことができます。
ぜひご覧ください🐸
また番組内容や番組の後日談を、西日本新聞のニュースアプリ「me」でも紹介しております。ぜひ西日本新聞のニュースアプリ「me」をダウンロードしてこちらの記事もご覧ください。
▼アプリのダウンロードはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nishinippon.smartphone&hl=ja
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?