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ミグちゃんを3DCG化してみた

こんにちは!イラストレーターのにゅーろんです。
私は3DCG担当として、2024年1月発売予定の『病気がみえるvol.11整形外科 第2版』の購入者特典コンテンツを制作しています。

チラシより。筋のCGや、CG解説動画を制作しています


みなさんにとって3DCGって身近なツールですか?
2Dのイラストを描くことはデジタルになってだいぶ身近になったと思います。
3DCGも今は無料のソフトからハイエンドなソフトまで様々ありますが、ツールが発達して使いやすくなったりインターフェースが改善されたり、かなり敷居が低くなったな~と思います。(初めて3DCGに触ったのは12年前で、ソフトも情報も少ない時代だったな~と遠い目で思い返す)


とはいえ、いくら無料のソフトもあるといっても
いきなり「モデリング?マテリアル?アニメーション?レンダリング?」…とよくわからない単語のオンパレード!なソフトを使ってみるというのは抵抗がありますよね。

今回は、
「そういえばVチューバーは3DCGのキャラクター使ってたりするな。ちょっと面白そう。イラストを描くのは好きだけど、3DCGは何したらいいかわからない!」
という方向けにおすすめのソフトを紹介します。

その名も、VRoid Studio(VRoid) !
キャラクターイラストを描くことが好きな方なら、かなりとっつきやすいソフトです(しかも無料!)

公式サイトはコチラ
ここからダウンロードして、いざ開いてみると…


初っ端から何もしなくてもキャラクター作成がサクサクできます。


まずは女性か男性か選択、続いて、作りたいキャラクターを設定していきます。
なんと目も眉も口も髪型まで揃っています…!
描く必要もモデリングも必要とせず、着せ替え人形のように選んでいくだけ。


ひたすらデフォルトから選んだ素材だけで作ったキャラクター。既に可愛い


このように、とっても簡単にキャラクターが作れてしまうのです。
いい世の中です。

さて、本題ですが

このVRoidを使ってMIG noteの公式キャタクター、ミグちゃんを作れるのでは…?

ミグちゃん設定資料

と思い立ちまして、実際に作ってみました!


VRoidでつくったプロトタイプ


ばばーん!
可愛い!(動きのあるポーズもデフォルトでセットされています)

でも…惜しい!まだこの状態ではアクセサリーもパーツも足りない!お洋服もめり込んでいる…!

ここでVRoidに慣れている方なら同じソフト内でパーツを作ることもできますが、私が使い慣れている3DCGソフトのBlenderでパーツ追加をしてみました。
(VRoid→Blenderへのデータ移行は省略します)



Blenderに移行して軽くモデリング

ジャジャーン!!
ヘッドフォン・ドレスの調整・特徴的な袖の輪っか・長手袋、を追加してみました。
パーツは基本的な球や輪の形ならボタン一つで作れますし、少し慣れれば作ったパーツの調整もできます。さらにここから模様も付け足したいところですが、そういったパーツの作り込みはまた今度。

その代わりに、動きをつけてみました。
こちらは出来上がったモデルをMixamo(3Dモデルをアップロードするか既存モデルを使い、モデルに動きを簡単につけてくれるサイト。無料)にアップロードして動きをつけ、再びBlenderで読み込んで撮影しています。

ファンサ!!おててを振ってくれてます~!!


いかがでしたか?
3Dに興味があっても手が出しにくいという方でも使えるソフト、
そしてそれからできたものをとっかかりに、さらにモデリングしたり動かしたり…
一からモデリングをやらなくても、色んなソフトを使えば楽に3DCGにチャレンジすることもできるんです。今回ご紹介したソフトは全て無料です!

以上、骨格や臓器などを作成するのはさすがにムリだけど,3Dに初めて触れるには敷居が低いソフトのご紹介でした。
気になった方はぜひチャレンジを〜!


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