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介助者は、ビジネスパートナー

24時間365日のフルサポートを必要とする障害者である私にとって、介助者は、ビジネスで契約している、生きていくために必要な人たちだ。
ロボットには代えられない存在だけれど、ビジネスで契約している、というところがポイント。

たとえば、プールに行くときは、水着になることに抵抗のない介助者と。
zoomを使うときには、zoomに慣れた介助者だとスムーズ。
ピアノの和音を手伝ってほしいときには、ピアノの経験者。

だから前もって予定を立てて、その予定に合った介助者に来てもらう。

介助者がいる=すべて私が望む通りのサポートをしてもらえるわけではないのは、人対人の関係性があるから自然なこと。
カレーをつくる予定が、カレー粉がなくて、シチューになっちゃったみたいな日だってある。

人にもよるかもしれないけれど、なぁなぁで、時間ちょっと伸びてもいいですよ、も、絶対にイヤ。
たとえば、契約の18時がきたら、「お尻拭かなくていいので帰ってください」というくらい時間にはきっちり(もちろんそうもいかないこともなくはない)。
人の時間をお金で買っているという感覚。

介助者は、友だち、ではない。
ケースバイケースだけれど、そのドライさが大事だと思っている。

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