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メディアラボ研修レポート(子育て支援について3)

こんにちは!メディアラボ メンバーの野村です。

先週に行われた第2回研修について、私からは私自身の疑問点や経験を踏まえながら書かせていただけたらと思います。

第2回研修では、にかほ市の子育て支援について、
市の職員の方々から詳しくお聞きすることができました!
(詳細は前のnoteの木村さん、鷲巣さんのがとても参考になると思います!二人すごい!)

二人のnoteを見ると、本当ににかほ市の子育て支援の手厚さがわかると思います。

私は、研修を聞いていて

「なぜ、こんなに子育て支援が手厚いのか??」

と気になりました。

一番大きいところしては、やはり少子高齢化、そして過疎化の問題があるということでした。

日本全体として少子高齢化の問題は進んでいますが、
地方に行くとそれが顕著にわかります。

都会に人が出ていき、にかほ市に帰っては来ずに、
都会でそのままキャリアと人生を歩んでいく若者たち。

自然とにかほ市に生まれてくる子供も少なくなってきます。

にかほ市に残る方々にとっては、
子供は「宝」のような存在になってきます。

「子供たちの元気な声が聞きたい」

にかほ市では子育て支援の手厚さには、そんな背景もあったそうです。

子育て支援を手厚くしていけば、子育て世代がにかほ市に集まり、
自然とにかほ市に子供たちが増えてくることがわかると思います。

私はいろんな地方をまわってきましたが、
地方の少子高齢化の現状は本当に進んできています。

1学年1クラスは当たり前のようにありますし、
廃校や合併もどんどん増えてきています。

そんな中で、地域に残る方々ができることは、
いつか帰ってくる誰かのために、環境を整えておくこと。

にかほ市は子育てという環境を整えています。

画期的で斬新な移住促進プログラム等も他地域にはあったりしますが、
移住促進につながるのは、やはり環境の整備だと私は思います。

そこに力を抜くことなく、取り組むにかほ市はとても魅力的に思えました。


これだけ、子育て支援の手厚いにかほ市ですが、
やはり課題はあります。

親たちの虐待やDVの問題、
「無料だから預けよう」というところから始まる親たちのネグレクト。

子供の支援も大切ですが、親の教育も今後の問題となってきそうです。

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最後に、私は

「これだけ子育て支援の支援策がすごいと、人集まりすぎてしまうんじゃ...?その場合、お金の支援の部分ってどうなるんだろう」

と思い、聞いてみましたが

にかほ市の方々もそこは少し考え中だということ。

その場合になったら、私たちメディアラボ と共に考えようということになりました!(笑)

とにかく今はその状態まで持っていきたいということでした。


知れば知るほど面白いにかほ市!
市の職員の方々とは、Zoomでの対話ですが、いつも本当に充実した内容となっています。

コロナ禍で現地にはいけなくとも、
地方のためにできることがあるというのは、私にとってとても嬉しいことです。

改めてメディアラボに入れて良かったと思う研修でした!

お読み頂きありがとうございました!
これからのメディアラボでの活動も頑張ります♪



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