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shimomayu
「人に期待しない人生」は、超快適
「期待」というものは、裏切られると「苛立ち」、場合によっては「憎悪」に容易に変化するため、扱いが非常に難しいです。
だから「できた大人」は、徹頭徹尾、「他者に期待すること」は控えます。
人事コンサルタントをやっていたとき、
幹部に向かって「めちゃくちゃ君たちには期待しているから!」と笑顔で言っていた経営者が、彼らが去った途端、
「ま、どこまでやれるかね。」
と冷静に言う、なんてことは、日常茶飯事です。
でも、彼らはは非常に失敗に寛容でした。
実際、彼らは自分の子供たちにすら、あまり「期待」しないことも多いのです。
「学歴!」とか
「英才教育を!」とか
「金持ちに!」とか、
そんなことは言いません。
「ま、なるようになるでしょ。子供は子供で。彼らはオレじゃないし。」
という感じです。
だから、彼らは子供の進路に対して鷹揚です。
(中略)
もちろんこれは「人の面倒を見ない」ことを意味しません。
彼らは部下の面倒も子供の面倒もよく見ます。
だが「期待」はしません。
人が自分の思い通りにならないことを、よく知っているからです。
「なすべきことを為せ、あとは放っておけ」
私のよく知る経営者は、いつも、そう言ってました。
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