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【口が裂けても言いたい話】「日本の福祉はまだまだオワコンではないと感じた日」

珍しく、ワクワクする体験をした。

とあるオンラインイベントに参加したのだ。

実は、とある都内の大学のボランティアサークルとちょっとしたつながりがあるのだが、そのサークルのほうで隔週の土曜日にオンラインイベントを企画しているというので、ちょこっとお邪魔させてもらったのである。

オンラインイベントというより、Zoomを使った交流会という感じで、サークルの学生と都内の特別支援学校の生徒がレクリエーション活動出1時間ほど遊ぶという、定例活動として組み込まれている。コロナウイルス蔓延によって対面での交流ができなくなり、苦肉の策で企画されたらしい。

学生主導でレクリエーションを進め、その場を盛り上げていく。オンラインではあるがワイワイとした雰囲気で、メンバーの発言も多いため、まるで同じ空間にいるかのような感覚が味わえた。私は発話によるコミュニケーションが難しいため、Zoomのチャット機能を使って発言したのだが、私のくだらない発言にも学生が丁寧に反応してくれて、一体感をしっかり感じることができた。

特別支援学校と大学のボランティアサークルが緊密に連携を取り、定期的に活動を行う……私の知るかぎり、このような活動を続けているボランティアサークルは東京都内ではきわめて珍しい。全国レベルで見ても、数えるほどしかないのではないか。くわえて、私に対する個人ボランティアも継続してくれているのだから、まさにボランティアサークルの鑑である。

先日のオンライン活動では、今年で高校生になる脳性麻痺の少女も参加していたのだが、彼女の生き生きとした笑顔と笑い声が印象に残った。

オンライン活動は今後、対面活動に切り替わっていく予定とのことだが、私もできるかぎり参加させてもらいたいと思う。

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