人生の展望・目標について考える時間

AIやベーシックインカムが導入されて、人間がより多くの時間を、忙しい仕事ではなく、他でもない「自分」に向き合うことになると、「何の為に生きているのか?」「今まで、幸せになれそうな状況を追いかけて来たけど、そもそも一体幸せとは何なんだ?」と考えざるを得なくなってくるでしょう。

人は誰でもいつでも考えています。しかし、考え方がまずいのです。

だから、何の為に生きてるのかわからないまま、目先の事ばかり考えて、一生の時間まるまる過ごせてしまうのです。

地球上の殆どの人が、毎日こんなにあれこれ考えて、こんなに忙しく、こんなに疲れるまで働いているのに、何の為に生きてるのか、きちんと考えたことが無いんですよ!?

何故考えられないのか?

「幸せに感じさせてくれる状況」のような、見たり触ったり感じたりできる対象物についてではなく、「幸せそれ自体」の意味考えようとするとき、あまりにも抽象的すぎることから、人間は、上手く考えられません。

インドの知識の伝承は、人間が幸せとは何かを正しく知れるよう、客観的でマトモな考え方へと導いてくれます。

東洋経済オンラインに、冨田 和成さんという方が書いた「日本人の9割がわかっていない「資本」の本質」という面白い記事がありました。
資本主義社会で消耗するサラリーマンに向けて、「人生の展望や目標を持とうよ!」と投げかけています。

しかし、その目標がやっぱり資本主義社会の規範の中でしかなく勿体ないので、価値基準を補うべく、以下、本文に「Medhaコメント」として私からのコメントを添えました。

本文1ページ目より引用:
・会社や仕事に縛られながら、このまま働いていてもいい展望が見えない
・仕事のタスクはあるのに、自分の目標がない
・まさに「忙殺」という言葉のごとく、忙しさに殺されている気がする
https://toyokeizai.net/articles/-/306023#

Medhaコメント⇒ 仕事の忙しさに関係なく、展望も目標も持たずに生きていることが問題。
お祈りやヴェーダーンタのクラスではまさに、「自分は何を求めているのか?」「人間は皆、幸せな気分になれる状況を追いかけ、幸せになれる方法ばかりに目を向けているが、そもそも、『幸せ』とは一体全体なんなのか?」という題材を扱っています。
インドで開催しているヴェーダーンタのリトリートも、毎日の忙しい第一線から「リトリート(一時撤退)」し、幸せの本質的な意味を教えるヴェーダーンタの教えに沿って、人生の意味を問い直す機会としています。

本文2ページ目より引用:「自分も資本」であることがわかると戦略が見えてくる
https://toyokeizai.net/articles/-/306023?page=2

Medhaコメント⇒ ヒト・カネ・モノが経営資源ということは誰もが知ることですが、自分が「経営者の」資本の一部だと知って、それが自分の幸せにどうつながるのか?がこの文章では分からない。
お金も時間も自分の身体も心も、「自分自身の」ゴールを達成するための資本なのですよ!!

本文2ページ目より引用:この社会で最も自由に、生き生きとして生活できるのは「成長する人」である。
https://toyokeizai.net/articles/-/306023?page=2

Medhaコメント⇒ 何をもって人間の「成長」とするのか。ヴェーダの教えを参考にしていただきたい。
いままでにいろいろと記事を書いてきたので、後でリンクを貼っておきますね。

本文4ページ目より引用:何を人生のゴールとするか見極めること
https://toyokeizai.net/articles/-/306023?page=4

Medhaコメント⇒ はい!そこです! でも、本文にある実際の人生のゴールは、「生活にゆとりがある状態でネットフリックス三昧の毎日を実現する」「もっと子どもの成長に寄り添える生活にしたい」「10年で1億円稼ぐ」とか。。。人生のゴールを見極めることにこそ、しっかり時間と努力、明晰な思考能力を投資していただきたい!!


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