代表取締役社長 兼 CEO佐藤に聞いてみた！「今、メドコムに必要なこと」
こんにちは、メドコム人事の小島です。
シリーズ C のベンチャー企業であるメドコム。「今、メドコムに必要なことは何か」というテーマで代表佐藤にインタビューをしてきましたので、その内容について記事にしました！
小島：佐藤さん、本日のインタビューよろしくお願いいたします！
佐藤：はい、よろしくお願いします。
NTT入社後、ドコモシステムズへの出向などを経て、NTTドコモモバイルデザイン推進室にて複数のプロジェクトをリー ド。日本アルトマークにて医療情報提供ビジネスの責任者を務めたのち、49 歳で NTT ドコモを退職して起業
我々はベンチャー企業である
小島：では、単刀直入にお伺いします。「今、メドコムに必要なこと」は何だとお考えですか？
佐藤：それは、ステークホルダーからの期待に応えながら急成長していくことです。当たり前なことではありますが私たちはベンチャー企業ですから、緩やかな成長ではダメで、J カーブと言われるような急成長が求められます。そうでないと、ベンチャー特有の「死の谷」に落ちてしまいます。死の谷に落ちてしまうと、 資金が底をつき会社は倒産します。逆に、この死の谷を越えることができれば、企業として次のフェーズが見えてくることとなります。
小島：メドコムに必要なことでもありますが、「ベンチャー企業である」という企業フェーズとして、急成長が必須である、ということですね。先行投資をしていると言える今、急速に成長をしなければその先はない、と考えると焦る気持ちが出てきます。
成長痛を楽しみながら、高速でPDCAを回し、自ら成長していけるプロ
小島：この急成長をするために、必要なことは何だとお考えですか？
佐藤：色々と考えますが、やはりプロフェッショナルな人材だと思っています。私は、社員たちにはどこの 会社でも通用するようなプロフェッショナルになってほしいと思っています。プロフェッショナル と一口に言っても、いろいろなタイプがあるか と思いますが、今のメドコムはベンチャーとしての急成長を求められているので、「成長痛を楽しみながら、高速で PDCA を回し、自ら成長していける人」になってほしいと思っています。そういったプロに求められる素質は何かと考えたときに「スピード、品質、コスト」とい うキーワードが重要だと考えました。
小島：色々な言葉がある中で「スピード、品質、コスト」としたのはなぜで すか？
佐藤：ポイントは、ステークホルダーの期待に応える、とい うところにあります。約束した納期や品質を守るのは大前提ですよね。その上で、例えば早く納品できればお客様の期待を超えることができる。早く納品できた分、かかるコストが一部削減できその分は他へ投資し、更にお客様の期待を超えていけるような取り組み に繋げることができる。また、どん なに早くてもコストを削減しても、プロダクトやその他サービスの品質が下がってしまっては元も子もないですし、 品質は最低限でよいわけではなく、品質を上げていくこと自体が各ステークホルダーの期待に応え、それを超えていくことに繋がるものです。
プロとしての仕事をしたのか、を自ら問う
小島：スピード、品質、コストというとなんだか当たり前！というように感じてしまいますが、日々の活動の中で常に意識して本当に拘れているのか、というとなかなか難しいですね・・・
佐藤：だからこそ、ここに対していかに拘れるかが大事だと思っています。 急成長が求め られるベンチャー企業のプロとして、「今日の自分の仕事はプロフェッショナルと言えるのか」を毎日振り返ることができるのか、も重要なポイントですね。
小島：先ほど高速で PDCA を回す、という話をされていましたが、自分で自分についてについて振り返る力はとても大事ですよね。
佐藤：本当にそう思います。振り返ることによって、次はこう変えよう、こうしようという変化が生まれますよね。この変化をたくさん生むには振り返る機会が多い方がいいに決まっているし、そのためには何か行動に起こすことが必要です。行動に起こせば、何かしら自分に跳ね返ってきます。お客様との会話から課題が見えてくる、他者から FB をもらうなど。こうして跳ね返ってきたことをどう処理して次につなげていくのか、まさに PDCA ですよね。そして、圧倒的行動量をもとにした PDCA を、高速回転させることができる人こそが、自ら成長角度高く進化していくことができる人材だと思います。
使命感、内発的動機を持ち個人として成長する
小島：佐藤さんのおっしゃる「プロ」に育っていくために必要なマインドは何だと思いますか？
佐藤：自分の仕事に使命感を持ち、お客様が困るようなことがあれば自分が 最後の砦なんだ！というような気概でいてほしいですし、誰かに何か言われて仕事をこなすのではなく、内発的な動機を持って取り組むことができるか否か、だと思います。
小島：自分の意思で取り組むからこそ「成長痛を楽しめる」とい うことですね。
佐藤：そうですね。昨日の自分よりも、今日の自分のほうが少しでもうまくいっている、とい う感覚をもちながら前進してほしいです。 会社のために働く、というよりはまずは個人として成長するために「スピード、 品質、コストに拘るプロ」を目指してほしいですし、そういった人が集まる・育つ組織を作っていきたいです。育った結果、当社を卒業していく分にはそれはそれでいいことだと思っています。
小島：私も人事として、そのような組織づくりをするために必要なことを模索していきたいと思います！
佐藤：よろしくお願いします！
以上、佐藤さんへのインタビューでした。
ベンチャーであるという企業フェーズを理解すること、個々人の戦闘力を上げてプロフェッショナル集団になること、その上でチームとしての団結力を高めていくこと、これらの重要性をひしひしと感じるインタビューとなりました。
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