【医師にライフワークバランスは求められるか】なぜZ世代はライフワークバランスを重視するのか?[ペアMTG ぎょうざちゃん×お米]
本記事は「 なぜZ世代はライフワークバランスを重視するのか?」というテーマに対して、お米とぎょうざちゃんがペアMTGを行い、それで得た発見や感想をまとめたものです。
テーマ設定の背景や目的を先に読んでいただけるとより楽しめると思います。
仕事に時間を振りすぎない
私の理想のライフワークバランスは、仕事に時間を割きすぎないことです。
一つには、私の家庭が比較的平穏で、父のライフとワークの分配が自分の目標に近いというのがあると思います。しかし、仕事に時間を振りすぎないという目標は、ただ理想の幸せな家庭を築きたいだけではないのかもしれないと気付きました。
生きがいをどこに見出すか
理想は、仕事に生きがいを見出すことです。ですが、実際に仕事にやりがいを感じられるのはどれほど現実的かを考えてしまいます。
例えば、よく日本人は勤勉だと言われますが、海外では日本に比べて休暇を多く取る国も多いようです。この場合、仕事は家計を支えるためと割り切ったり、家庭と両立してこその仕事だと考えたりして、主に休暇の部分を重視している、つまり仕事以外の部分に生きがいを見出していると解釈できます。(厚生労働省による、世界のライフワークバランス→https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/07/dl/02-04.pdf
また、大学に入学してから実際の医師の方の話を聞く機会が増える中で、患者さんからの主訴は同様のパターンの繰り返しなど、日々の仕事が同じような作業になっていることも多いという現実を知りました。このことから、医師として働き始めに感じるであろう生きがいを、何年もずっと持ち続けるのは簡単ではないのでは、という考えが浮かびました。
医師として、「ワーク」への挑戦
各々がライフワークバランスを考える際に、自分の将来の職種を思い浮かべるのが基本ではないでしょうか。
私の場合、医師としてのライフワークバランスを考えますが、働き方改革でも医師は特別扱いされているように、医師の労働時間は一般的な会社員より長いとされています。だからこそ、将来のQOLや生きがいを考える際に、「ワーク」はかなり重要な位置を占め、無視できないのではないかと思っています。
そのため、私は医師の仕事に生きがいを見つけたいという理想を持ちつつも、その理想を実現できなかった時の反動を恐れ、慎重になっています。そして最初に述べたように、より安定して生きがいを見つけられそうな家庭に良さを感じているのだと思います。
ただ、慎重になりすぎて挑戦が減ることも望んではいません。現実を恐れながらも理想にどれだけ挑戦できるか、そのバランスこそ常に考えていきたい私の課題です。
ぎょうざちゃんからの記事への感想
仕事を生きがいにしたいと思ってるが、それを実現できなかった場合に備えて家庭で生きがいを見つけようとする考え方が新鮮で、現実的な視点を常に持てるお米らしい発想だと感じました。私も慎重になりすぎることが多いので、理想にどれだけ挑戦できるか頑張っているお米に負けないように、チャレンジしていきたいです!笑
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