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【読書】『黒牢城』を読み始める。

またまた小説を読み始めてしまいました。
今回、読み始めた小説は、米澤穂信著『黒牢城』です。
この作品は、歴史小説でありながらミステリー小説でもあります。
このような小説を読むのは、初めてです。
まだ読み始めたばかりですが、一気に引き込まれてしまいました。

第166回直木賞を受賞作品であり、2022年本屋大賞でも9位を獲得しています。
更に4大ミステリランキングでは、全て第一位ということです。
これだけの輝かしいタイトルを受賞しているだけあって、確かに面白いのです。
はっきりいって、面白すぎます。

時代背景は戦国時代で、大坂での織田信長と石山本願寺との戦いの最中となります。
2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』で、黒田官兵衛と荒木村重のやりとりが今でも印象に残っています。
黒田官兵衛役が岡田准一さんで、荒木村重役が田中哲司さんでした。
岡田准一さんは、今年の大河ドラマ『どうする家康』では、織田信長を演じており、これがめちゃくちゃカッコイイのです。
そして怖いのです。
やはり織田信長は怖くないといけません。

石山本願寺での戦いは、和田竜著『村上海賊の娘』でも描かれていました。

この作品も、私が今まで読んだ時代小説の中で、傑作と言えるうちの一つです。
大坂を舞台にした時代小説というのは、私にとっては地理感もあるので、わかりやすいのです。
桶狭間の戦いと言われても、いまいちピンときません。
地理感があまり無いからです。
西洋史とかなると、地図がないと無理です。
なので、西洋史に関する本は、できるだけ、地図や家系図などが多い本を選ぶようにしています。
といっても、西洋史の家系図は、詳しく書かれているほど訳が分からなくなります。


大きな流れは史実に基づいているので、この先は読まなくてもわかるのですが、フィクションの部分がどうなっていくのか、非常に楽しみです。
いつまでに読まなければいけないというノルマはないので、じっくりと読み進めていきたいと思っています。

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