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心理的安全性(1)人はなぜ、アウトプットに差があるのか

私がこの「めだかの学校」でビジネスパーソン(経営者を含む)生徒さんと議論をしたり、アウトプットを整理したりするときに気づくことがあります。それはやはり「良い成果」が出せるかどうかです。

良い成果とは、「組織をひとつにまとめられる魅力的なビジョン」かもしれないし、「斬新なサービスのコンセプト」かもしれません。

人によっては「なんか、すごくワクワクしてきました。早速、(家に)戻って頭の中を整理します」といった、本人のきっかけを引き出すことが成果の場合もあります。

私がお手伝いしている仕事の多くは、実は「アウトプットを出していただく」ことが多く、内容も実務に直結するものが中心です。その為、常に成果に対してはアンテナを張ってこだわっているつもりです。

このようなアウトプットは、本来、自分の頭で考えたり、他者の知恵を借りながら進めるものなのですが、スマートフォンを常に持ち歩く現代は、人々の行動が

・「考える」より「検索」をしがちだったり、

・まずは、ネットで「調べてから」

ということが多くなり、結果として、「考える時間が減ってしまった」ように思えます。

「どこかに答えがあるはず」とか、「マニュアルに従って」ということを繰り返していくと、確かに効率がよくなったり、リスクが減るかもしれませんが、

「ちょっと考えればわかるだろう(どうしてこうなった?)」ということを引き起こしていることの弊害も否めないと思っています。

そして、自分の頭で考える、皆の意見で考えたものは、なにより本人や組織のモチベーションを上げ、前に進む原動力になります。

話しを戻します。アウトプットを促す上で、私がうまくいったなと感じるときの共通点として挙るのが「心理的安全性」です。

というとかっこいいですが、

残念ながら「心理的安全性」については私が気づく前から実在しており、私は単に知らなかっただけというオチもつきます。。。(もっと勉強しなければ)

今も「新しい発想をする為のお手伝い」の仕事は多いです。今回からこの「心理的安全性」について整理していければと考えています。




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